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夜、マンションの駐車場に停めたゲレンデを見て、『朝までちゃんとあるかな』と不安になる。高い車に乗っていると、一度はそう思いますよね。
結論から言うと、Gクラスだけの盗難率を示した公的なデータは見当たりません。ただ、高級SUVは盗難の狙われやすい車種と言われているので、対策を重ねて「手間のかかる車」にしておくことが大切です。
この記事を読めば、ゲレンデが狙われやすい理由と、今日からできる盗難対策、もし盗まれた時の動き方が分かります。
ゲレンデの盗難率はどれくらい?
Gクラス単独の盗難率は、公表されたデータでは確認できませんでした。数字が出ていないから安心、というわけでもないので、対策はしておきましょう。
車の盗難については、損害保険会社の業界団体が保険金の支払いデータをもとに、車名別の調査を毎年出しています。そこでは国産の大型SUVや高級車が上位に並ぶことが多いです。
『ゲレンデはランキングに出てこないから大丈夫?』と思う方もいるはずです。ただ、台数そのものが少ない車は、順位に表れにくいだけということもあります。
| よく言われること | 実際のところ |
|---|---|
| ゲレンデは盗難率が高い | Gクラス単独の公的なデータは見当たらない |
| ゲレンデは盗まれない | 根拠となるデータは無く、油断はできない |
| 輸入車は狙われにくい | 高級SUVは車種を問わず狙われやすいと言われる |
| 新しい年式なら安全 | キーの電波を悪用する手口は新しい車でも起こりうる |
数字が無いぶん、「盗まれる・盗まれない」をはっきり言える人はいません。だからこそ、自分の車は自分で守る準備をしておきたいところです。
ゲレンデが盗まれやすいと言われる理由
なぜ高級SUVが狙われやすいと言われるのか。理由を知っておくと、どこを守ればいいかが見えてきます。
まず、Gクラスは新車でもG 450 dで1,866万円(2026年9月時点のメーカー希望小売価格・消費税込)する車です。中古車になっても値段が落ちにくく、盗む側から見ても「売れる車」なんです。
- 新車価格が高く、中古車でも値段が残りやすい
- 海外でも人気があり、輸出して売られることがあると言われる
- 部品やホイールだけでも値段が付く
- キーを持っているだけで開く仕組み(キーレスゴー)は電波を悪用されることがある
2024年改良型(W465)では、Gクラスで初めてキーレスゴーが付きました。キーをポケットに入れたままドアを開けられて便利な反面、電波を中継する手口には気をつけたいところです。
『最新の車なら、防犯もばっちりでしょ?』と思いますよね。ただ、盗む手口も年々変わっていくので、純正の装備だけに頼らない方が安心です。
どんな手口で盗まれるの?
ゲレンデに限らず、高級車の盗難でよく聞かれる手口は大きく3つあります。手口ごとに効く対策が違うので、表で見てみましょう。
| 手口 | どんな方法か | 効きやすい対策 |
|---|---|---|
| リレーアタック | 家の中のキーの電波を中継して、ドアを開けエンジンをかける | キーを電波を通さないケースに入れる |
| CANインベーダー | 車体の配線に機器をつなぎ、ドアを開けエンジンをかける | ハンドルロック・タイヤロックなどの物理的な対策 |
| キーの複製・盗み出し | 何らかの方法でキーを手に入れる | キーの置き場所を見直す・合鍵の管理 |
例えばこんな場面です。夜中、家の前に2人組が来て、1人は玄関の近く、もう1人は車の横に立つ。リレーアタックは、このような短い時間で行われると言われています。
『玄関にキーを置いているけど、大丈夫かな…』と思った方は、今日から置き場所を変えてみてください。

今日からできるゲレンデの盗難対策
ここが大事なところです。盗難対策は、1つで完璧なものはありません。いくつか重ねて、盗むのに時間がかかる車にしておくのが基本です。
- キーを電波を通さないケースや缶に入れ、玄関から離れた場所に置く
- ハンドルロックを付けて、運転できない状態にする
- 駐車場の明るさと防犯カメラの有無を確かめる
- 車両保険に盗難の補償が入っているか確かめる
- 社外の防犯装置やGPSで位置を追える機器を検討する
どれも難しいものではありません。まずは1と2から始めるだけでも、ぐっと狙われにくくなると言われています。
- 目で見て分かるので、狙う前にあきらめさせやすい
- 電波や配線の手口にも効く
- 今日からすぐに付けられる
- 毎回付け外しする手間がかかる
- 時間をかければ外されることもある
- ホイールやボディに当たらないよう付け方に注意がいる
ハンドルロックとタイヤロックの選び方
物理的な対策の代表が、ハンドルロックとタイヤロックです。『どっちを買えばいいの?』と迷ったら、停める場所で考えてみましょう。
| 道具 | 向いている場所 | 選ぶ時に見ること |
|---|---|---|
| ハンドルロック | 自宅・外出先のどちらでも | ハンドルの太さに合うか、エアバッグを傷めないか |
| タイヤロック | 自宅の駐車場など毎日同じ場所 | タイヤとホイールのサイズに合うか |
| ペダルロック | 車内に置いておきたい人 | 運転席の足元で付け外しがしやすいか |
Gクラスはタイヤが大きく、G 450 dの通常仕様でも265/60R18です。タイヤロックを買う時は、サイズに合うかを先に確かめておきましょう。
自宅と外出先で対策を変える
自宅では時間をかけて守れますが、外出先ではそうもいきませんよね。場所ごとに、無理なく続けられる組み合わせを決めておくのがコツです。
例えば自宅では、キーケースとタイヤロック、センサーライトの3つ。外出先では、ハンドルロックと、人目のある明るい場所に停めることの2つ、という具合です。
『毎回付けるのは面倒…』と感じたら、外出先は短時間なら明るい場所を選ぶだけでも違います。続けられる形にしておくのが、いちばん大事なんです。
防犯装置は付ける前に販売店に相談
社外の防犯装置を付ける時は、車の配線に手を入れることがあります。Gクラスは2024年改良型から全車にISG(48Vの電気システム)が付いているので、電装品の取り付けは慣れたお店に任せたいところです。
新車保証の期間中なら、取り付けで保証がどう変わるかも販売店に聞いておきましょう。保証の中身はベンツGクラスの新車保証で見られます。
駐車場の明るさも防犯になる
自宅の駐車場なら、人が近づくと光るセンサーライトもおすすめです。暗い場所は狙われやすいので、明るくしておくだけでも違います。
ゲレンデ自体のライトの使い方や設定は、ベンツGクラスのライト・ランプ類の交換と設定で紹介しています。
部品やホイールの盗難にも気をつけて
車ごとではなく、部品だけが盗まれることもあります。Gクラスは背面のスペアタイヤや大きなホイールが目立つので、部品も狙われやすいと言われます。
『車は無事だったけど、ホイールがない…』というのは、想像するだけでつらいですよね。
- ホイールにロックナットを付けておく
- 背面のスペアタイヤカバーやタイヤの留め方を確かめる
- エンブレムやミラーなど外しやすい部品の様子を、ときどき見ておく
- 月極駐車場なら、管理会社に防犯カメラの有無を聞いておく
背面タイヤの外し方や付け方は、ベンツGクラスのスペアタイヤカバーの外し方で確かめられます。

ゲレンデが盗まれた時にすぐやること
考えたくないことですが、もしもの時の動き方も知っておきましょう。慌てていると、何から手を付ければいいか分からなくなりますよね。
- 落ち着いて、本当に盗まれたか(移動されていないか)を確かめる
- 警察(110番)に連絡し、被害届を出す
- 加入している自動車保険の会社に連絡する
- 購入した販売店にも知らせる
- GPSなど位置を追える機器があれば、その情報を警察に伝える
被害届を出す時には、車検証の情報(登録番号・車台番号)が必要になります。車検証のコピーやスマホの写真を、車とは別の場所に保管しておくと安心です。
位置が分かっても、自分で現場に行くのは危険です。位置は警察に伝えて、対応を任せてください。
車台番号の見方は、ベンツGクラスの取扱説明書の見方でも触れています。
車両保険の「盗難」の補償を確かめる
車両保険に入っていても、契約の種類によって盗難が補償されるかどうかが違うことがあります。『入っているから大丈夫』と思わずに、一度、証券を見ておきましょう。
補償額がいまの値段に合っているか
もうひとつ見ておきたいのが、車両保険の補償額です。Gクラスは中古車でも値段が残りやすいので、契約した時の金額と、いまの値段がずれていることがあります。
例えば、数年前の契約のまま更新していて、補償額がいまの相場より低くなっている。こうなると、盗まれた時に受け取れる額が足りないことも。
『更新のたびに何となく同じ内容にしている…』という方は、次の更新の前に保険会社へ聞いてみてください。
保険料の考え方は、ベンツGクラスの任意保険料の目安でまとめています。
盗難対策のチェックリスト
最後に、いまの状態を確かめてみましょう。当てはまらない項目があれば、そこから手を付けてみてください。
| チェック項目 | 対策の種類 | かかる手間 |
|---|---|---|
| キーを電波を通さないケースに入れている | リレーアタック対策 | 小さい |
| ハンドルロックを付けている | 物理的な対策 | 小さい |
| ホイールにロックナットを付けている | 部品の盗難対策 | 小さい |
| 駐車場が明るく、防犯カメラがある | 環境の対策 | 場所による |
| 車両保険で盗難が補償される | もしもの備え | 証券を見るだけ |
| 車検証の情報を車と別の場所に控えている | もしもの備え | 小さい |
全部を一度にやらなくても大丈夫です。ただ、2つ3つと重ねるほど、盗む側にとって面倒な車になります。
Gクラスのトラブル全体は、ベンツGクラスの故障しやすい箇所と修理費でまとめて見られます。

よくある質問
ベンツGクラス(ゲレンデ)の盗難率はどれくらいですか?
Gクラス単独の盗難率を示した公的なデータは確認できませんでした。高級SUVは狙われやすいと言われるので、対策を重ねておくのがおすすめです。
ゲレンデは盗まれないって本当ですか?
そう言える根拠は見当たりません。台数が少ない車はランキングに出にくいだけ、ということもあるので油断しないようにしましょう。
新しいゲレンデでもリレーアタックに気をつけるべきですか?
はい。2024年改良型ではキーレスゴーが初めて付いたので、キーを電波を通さないケースに入れておくと安心です。
ゲレンデが盗まれたらまず何をすればいいですか?
警察に連絡して被害届を出し、保険会社と販売店にも知らせます。車検証の情報を車と別の場所に控えておくと手続きがスムーズです。
防犯装置を後から付けても保証は大丈夫ですか?
取り付けの内容で変わることがあります。新車保証の期間中なら、付ける前に販売店に相談しておきましょう。
まとめ
- Gクラス単独の盗難率は、公的なデータでは確認できない
- 高級SUVは狙われやすいと言われ、対策を重ねるのが基本
- キーは電波を通さないケースへ。ハンドルロックも手軽で効きやすい
- ホイールやスペアタイヤなど部品の盗難にも備える
- もしもの時は警察・保険会社・販売店に連絡する
これからゲレンデを買う方は、盗難対策の費用も含めて予算を考えておくと安心です。購入の総額はベンツGクラスの値引き相場と交渉の順番で確かめてみてください。





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