当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
『ゲレンデって壊れやすいって聞くけど、本当かな』。買う前も、乗り始めてからも、気になるところですよね。
結論から言うと、Gクラスの故障率を示した公的なデータはありません。新しい年式は保証で直せる範囲が広く、古い年式ほど修理費の備えが大事になります。
この記事を読めば、ゲレンデでよく聞くトラブルの中身と、修理費を抑えるための保証の使い方が分かります。
ベンツGクラスは壊れやすい?故障率の見方
「Gクラスは壊れやすい」と一言では言えません。年式と、これまでの整備のされ方で大きく変わります。
メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)は、1979年のW460から続く長寿の車です。W463(1990〜2018年)、W463A(2018〜2024年)、2024年改良型のW465と、中身はかなり変わってきました。
『故障率は何%なの?』と気になる方も多いはずです。ただ、車名別の故障率をメーカーや公的機関が出しているわけではないので、数字で比べることはできません。
| 年式 | 型式 | 故障について言われやすいこと |
|---|---|---|
| 1979年〜 | W460 | 旧車なので部品の手配や錆の点検が大事 |
| 1990〜2018年 | W463 | 年数が経った車が多く、オイルのにじみや電装品の不具合に注意 |
| 2018〜2024年 | W463A | 電子装備が増え、センサーや電装品の点検が大事 |
| 2024年〜 | W465 | 全車ISG(48V)付き。新しく保証期間中の車が多い |
年式が古い車は、どんな車でも部品が傷んできます。Gクラスが特別に壊れやすいというより、「長く乗られている車が多い」と考えると分かりやすいですよ。
歴代の違いは、ベンツGクラスの歴代モデル一覧で見分け方を紹介しています。
ゲレンデのドアが閉まらない時は?
ゲレンデで一番よく聞くのが、「ドアがしっかり閉まらない」という声です。乗り始めたばかりの方ほど、戸惑いやすいところなんです。
Gクラスはドアが重く、車内の密閉性が高い車です。そのため、ドアを軽く押すだけだと空気に押し返されて、半ドアになりやすいと言われます。
例えばこんな場面です。家族が助手席のドアをそっと閉めたら、メーターに半ドアの表示が出た。
『壊れたのかな?』と思いますよね。ただ、多くはドアの閉め方のくせで起きていることがあります。
- ほかの窓が全部閉まっていないか(少し開けると閉まりやすくなる)
- ドアの縁のゴムに砂や小石がはさまっていないか
- 閉める勢いが弱すぎないか
- 何度閉めても半ドアの表示が消えないか
最後の項目に当てはまる時は、ドアのロック部分やセンサーの不具合の可能性もあります。保証期間中なら、早めに販売店で見てもらいましょう。
ハンドルが重い・飛び石・焼けの定番トラブル
ドアのほかにも、ゲレンデでよく話題になるトラブルがあります。代表的なものを表で見てみましょう。
| よく聞くトラブル | 考えられる理由 | まずやること |
|---|---|---|
| ハンドルが重い | 古い年式は操舵の仕組みの違い/タイヤの空気圧不足 | 空気圧を確かめ、続く時は点検へ |
| 飛び石でガラスが欠ける | フロントガラスが立っていて石が当たりやすいと言われる | 小さな傷のうちに補修を相談 |
| 塗装や内装の焼け | 屋外駐車で強い日差しを長く受ける | カバーや屋根のある駐車場を検討 |
| 警告灯がつく | センサーや電装品の不具合など | 表示の意味を確かめ、販売店へ |
ハンドルが重いと感じる時
W463の時代の車は、ハンドルが重いと感じる方が多いと言われます。2018年のW463Aで操舵の仕組みが新しくなり、軽くなったと言われています。
新しい年式でも急に重くなった時は、タイヤの空気圧や部品の不具合も考えられます。いつもと違うと感じたら、無理に走らず点検を受けてみてください。
飛び石は放っておかない
Gクラスはフロントガラスがほぼ立った形です。前の車が跳ねた小石が当たりやすいと言われるので、高速道路では車間を広めに取ると安心です。
『小さい傷だから大丈夫』と放っておくと、ひびが広がることも。小さいうちに補修を相談しておきましょう。
塗装の焼けはマット色で特に注意
屋外に停めていると、塗装やダッシュボードが日差しで傷みやすくなります。つや消しのマット(マグノ)塗装は手入れの方法が違うので、気をつけたいところです。
マット塗装の扱いは、ベンツGクラスのつや消しカラーは後悔する?でくわしく見られます。

修理費を抑えるには保証を使う
ここが大事なところです。Gクラスの修理は、部品代も工賃も高くなりやすいと言われます。だからこそ、保証で直せる範囲を知っておくのが一番の節約になります。
| 保証 | 対象 | 期間 | 主な中身 |
|---|---|---|---|
| メルセデス・ケア | G 450 d/AMG G 63 | 新車から3年・走行距離無制限 | 一般保証修理・定期メンテナンス・24時間ツーリングサポート |
| 保証プラス | G 450 d/AMG G 63 | 上の3年に+2年 | 一般保証修理の延長 |
| メンテナンスプラス | G 450 d(G 63は対象外) | 4・5年目 | 定期メンテナンス |
| EQケア | G 580 with EQ Technology | 5年または10万km | 一般保証修理・メンテナンスなど |
| 高電圧バッテリー保証 | G 580 with EQ Technology | 8年16万km | 電池の残量が70%未満になった時 |
出典はメルセデス・ベンツ日本の公式情報です。保証の細かな条件は契約の時期で変わることがあるので、契約書で確かめておきましょう。
『3年過ぎたら、修理代が心配…』という方も多いはずです。延長保証に入るかどうかは、乗る年数と予算で決めてみてください。
修理費は、部品・年式・お店で大きく変わります。この記事では金額を決め打ちせず、見積もりで確かめることをおすすめしています。
保証の中身はベンツGクラスの新車保証・メンテナンスプログラム、車検の費用はベンツGクラスの車検費用の目安で見られます。
自分で点検する時の注意(ジャッキアップなど)
タイヤ交換などで、自分でジャッキアップしたい方もいますよね。Gクラスは車両重量が2,540kg(G 450 d・通常仕様)から3,120kg(G 580)と重い車です。
ジャッキアップポイントは、取扱説明書に位置が載っています。違う場所にジャッキを当てると、車体を傷めたり、車が落ちたりする危険があります。
重い車を持ち上げる時は、車の重さに合ったジャッキとリジッドラック(うま)を使います。少しでも不安があれば、タイヤ交換はお店に任せましょう。
- タイヤの空気圧と溝を月に一度見る
- メーターの警告灯や表示がいつもと違わないか見る
- 駐車場の地面にオイルなどのしみが無いか見る
- ドアの縁やガラスに傷や汚れが無いか見る
取扱説明書の探し方やよく使う設定は、ベンツGクラスの取扱説明書の見方とよく使う設定でまとめています。
ゲレンデの事故と修理で知っておきたいこと
もしもの事故の時も、修理費が気になりますよね。Gクラスは部品が高く、ボディの修理も専門の工場で行うことが多いと言われます。
2024年改良型では、運転支援の「ドライビングアシスタンスパッケージ」が標準になりました。前の車との距離を保つ機能や、ブラインドスポットアシストの降車時警告などが付いています。
ただ、運転支援はあくまで手助けです。前のバンパーやガラスにはセンサーやカメラが付いているので、小さな事故でも修理が大がかりになることも。
- 車両保険の補償額が、いまの車の値段に合っているか見直す
- 正規販売店で修理できるか、保険会社と確かめておく
- 修理の後は、センサーやカメラの調整まで済んでいるか確かめる
保険料の考え方はベンツGクラスの任意保険料の目安と下げ方、盗難への備えはベンツGクラスは盗まれやすい?盗難対策で見られます。
故障やトラブルが続く時は、売り時かもしれない
保証が切れたあと、修理が何度も重なると、『このまま乗り続けていいのかな』と迷いますよね。Gクラスは中古車でも人気が根強く、値段が残りやすい車として知られています。
大きな修理の見積もりが出た時は、修理するか、手放すかを並べて考えてみるのもひとつです。修理前の今の値段を知っておくと、判断しやすくなります。
- 気に入っている車に長く乗れる
- 乗り換えの手間や諸費用がかからない
- 年数が経つほど、ほかの部品も傷みやすくなる
- 修理費が重なると、売る時の値段を超えてしまうことも
ベンツGクラス買いたいドットコム
ベンツGクラスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツGクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
売る時の値段の考え方は、ベンツGクラスのリセールバリューでまとめています。

ライトや警告灯などトラブル別の記事
ゲレンデのトラブルは、症状ごとにくわしく分けて紹介しています。気になる症状から読んでみてください。
| 症状 | くわしい記事 |
|---|---|
| ライトが切れた・ヘッドライトの調整 | ライト・ランプ類の交換と設定 |
| 盗難が心配 | 盗まれやすい?盗難対策 |
| 給油口やパーキングブレーキの場所が分からない | 取扱説明書の見方 |
| 警告灯がついた | 警告灯・警告音の意味と対処 |
| エアコンが効かない・におう | エアコンの原因 |
| キーが反応しない | スマートキーの電池交換 |
ライトの交換はベンツGクラスのライト・ランプ類の交換と設定、警告灯はベンツGクラスの警告灯の意味と対処、エアコンはベンツGクラスのエアコンが効かない時の原因、キーはベンツGクラスのスマートキー電池交換で見られます。
Gクラスにスライドドアはある?
「ベンツGクラス スライドドア」と気になる方もいるようですが、Gクラスは前後とも普通に開くドアの5ドア車です。スライドドアの仕様はありません。
ドアが重くて開け閉めに困る時は、先ほどの「ドアが閉まらない時」も見てみてください。

よくある質問
ベンツGクラス(ゲレンデ)は壊れやすいですか?
一言では言えません。故障率の公的なデータは無く、年式と整備のされ方で大きく変わります。新しい年式は保証で直せる範囲が広いです。
ゲレンデのドアが閉まらないのは故障ですか?
密閉性が高いため、閉める勢いが弱いと半ドアになりやすいと言われます。何度閉めても表示が消えない時は、販売店で見てもらいましょう。
ゲレンデのハンドルが重いのはなぜですか?
W463の時代の車は重いと感じる方が多いと言われます。新しい年式で急に重くなった時は、空気圧や部品の不具合も考えられるので点検を受けてみてください。
Gクラスの修理費を抑える方法はありますか?
新車から3年間はメルセデス・ケアで一般保証修理と定期メンテナンスが無償です(G 580はEQケアで5年または10万km)。延長保証も検討してみましょう。
ゲレンデのジャッキアップポイントはどこですか?
取扱説明書に位置が載っています。重い車なので、合ったジャッキとリジッドラックを使い、不安ならお店に任せましょう。
まとめ
- Gクラスの故障率の公的なデータは無く、年式と整備で大きく変わる
- ドアが閉まらないのは、密閉性の高さによる閉め方のくせのことが多い
- 飛び石・焼け・ハンドルの重さは、早めの点検と駐車環境で防ぐ
- 修理費はメルセデス・ケアなどの保証を使うのが一番の節約
- 修理が重なる時は、今の値段を知って乗り続けるか考える
これからGクラスを買う方は、保証の延長も含めて総額を考えておくと安心です。値引きと交渉の順番はベンツGクラスの値引き相場と限界額で確かめてみてください。





コメント