ベンツGクラスのAdBlue(アドブルー)容量と補充の時期・費用

大型SUVの青いキャップの補充口に尿素水を注ぐ手元

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G 450 d を検討していて、『アドブルーって何? どれくらいで補充するの?』と気になっている方も多いですよね。ガソリン車から乗り換えると、初めて聞く言葉かもしれません。

結論から言うと、AdBlue(アドブルー)はディーゼルのG 450 d だけに必要な液体で、メーターの表示を見ながら、ときどき補充していくものです。費用は燃料代に比べれば小さく、維持費を大きく左右するものではありません。

この記事を読めば、AdBlueの役目と容量の確かめ方、補充のタイミングと手順、費用の考え方が分かります。

目次

AdBlueとは?Gクラスのどのグレードに必要?

先に結論

AdBlueが必要なのは、3.0L直6ディーゼルのG 450 d (ISG) だけです。ガソリンのメルセデスAMG G 63 と、電気自動車のG 580 with EQ Technology には必要ありません。

AdBlueは、ディーゼルエンジンの排気をきれいにするための尿素水です。排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を、水と窒素に分けて無害にする仕組みで使われます。

『オイルみたいなもの?』と思う方もいるかもしれません。オイルとは別物で、燃料とも違う、排気をきれいにするためだけの液体なんです。

グレードエンジン・動力燃料AdBlue
G 450 d (ISG)3.0L直6ディーゼルターボ(2,988cc)軽油・タンク100L必要
メルセデスAMG G 63 (ISG)4.0L V8ツインターボ(3,982cc)無鉛プレミアム(ハイオク)不要
G 580 with EQ Technologyモーター×4・電池116kWh電気不要

エンジンと燃料は2024年改良型(W465)のメルセデス・ベンツ公式発表とカタログ値です。中古で流通しているW463A時代のG 350 d やG 400 d も、同じくディーゼルなのでAdBlueの補充が必要です。

G 450 d がどんなグレードかは、ベンツG 450 dはどんなグレード?で詳しく触れています。

ベンツGクラスのグレード別にAdBlueが必要かどうかを示した図解

ガソリン車から乗り換える時の違い

『ディーゼルって手間が増えるのかな』と心配な方もいますよね。ガソリン車と比べて増える作業は、ほぼAdBlueの補充だけと考えてよいと思います。

G 450 dとG 63の燃費や自動車税など維持費の違いを比較した図解

給油は軽油で、ハイオクのG 63 より燃料の単価は安めになりやすいです。AdBlueのひと手間と燃費の良さを比べて、どちらが自分に合うか考えてみてください。

比べることG 450 d(ディーゼル)AMG G 63(ガソリン)
燃料軽油無鉛プレミアム(ハイオク)
WLTCモード燃費11.7km/L6.8km/L
AdBlueの補充必要不要
自動車税(年額)50,000円66,500円

燃費は公式のWLTCモード値、自動車税は2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。数字で見ると、AdBlueのひと手間があっても、燃料代と税金はG 450 d の方が抑えやすいことが分かります。

G 450 d のAdBlueタンク容量は何リットル?

ここは正直にお伝えします。G 450 d のAdBlueタンクの容量は、メルセデス・ベンツ日本の公式資料で確認できていません。

ネット上ではいろいろな数字を見かけますが、年式や仕様で違う可能性があります。確かな数字を知りたい時は、次の方法で確かめるのがいちばんです。

容量を確かめる方法
  • 車に付いている取扱説明書の「技術データ」や「給油・補充」のページを見る
  • 車載のデジタル取扱説明書(MBUXのメニュー)で「AdBlue」を調べる
  • 購入した販売店の担当者に、車台番号で確認してもらう
  • 点検の時に、補充した量を明細で確かめておく

取扱説明書の見方はベンツGクラスの取扱説明書の見方にまとめています。

容量よりも「あと何km走れるか」を見る

実は、ふだん使いで容量の数字を覚えておく必要はあまりありません。AdBlueの残りが少なくなると、メーターに「あと何km走れるか」の目安が出るからです。

燃料タンクは100Lあり、WLTCモードの燃費11.7km/Lで計算すると、満タンで約1,170km走れる計算になります。AdBlueは燃料より減り方がずっとゆっくりなので、給油のたびに気にするものではないんです。

項目G 450 d (ISG) の数字出典・計算
燃料タンク100L公式・カタログ値
WLTCモード燃費11.7km/L公式・カタログ値
満タンで走れる距離の計算値約1,170km100L×11.7km/L(実際は走り方で変わる)
AdBlueタンク容量公式資料で未確認取扱説明書で確認

実際の燃費の話はベンツGクラスの実燃費はどれくらい?で詳しく見られます。

AdBlueの補充はいつ?時期の目安と警告表示

AdBlueの減り方は、走り方や積んでいる荷物、季節で変わります。だから「何kmごと」と決め打ちするより、メーターの表示に合わせるのが基本です。

多くの場合、次の2つのタイミングで補充することになります。

補充のタイミング
  1. 点検や車検で販売店に入れた時に、ついでに補充してもらう
  2. メーターに残量の警告が出た時に、自分か販売店で補充する

点検のサイクルで足りるくらいの距離しか乗らない方なら、自分で補充する機会はほとんど無いかもしれません。一方、年に何万kmも走る方は、点検の間に警告が出ることがあります。

『警告が出たら、すぐに止まらないといけないの?』と焦りますよね。最初の警告は「そろそろ補充してください」という予告の意味合いなので、落ち着いて補充の予定を立てれば大丈夫です。

残量ゼロまで放っておかない

AdBlueが空になると、排ガスの基準を守れなくなるため、エンジンを止めたあと再始動できなくなる仕組みになっています(詳しい動きは取扱説明書で確認できます)。警告を無視して走り続けると、出先で動けなくなるおそれがあります。

警告の出方やメッセージの意味は年式で違うことがあります。ほかの警告灯の意味はベンツGクラスの警告灯・警告音の意味と対処で見られます。

自分で補充する手順と入れ間違いの注意

AdBlueは、自分で補充することもできます。用品店やガソリンスタンドで売っている、ノズル付きの容器を使うと手が汚れにくいです。

自分で補充する手順
  1. 平らな場所に停めて、エンジンを止める
  2. 給油口のフタを開け、AdBlueの青いキャップを確かめる(位置は取扱説明書で確認)
  3. ノズル付きの容器を差し込み、ゆっくり注ぐ
  4. いっぱいになったら無理に足さず、キャップをしっかり閉める
  5. こぼれた液はすぐに水で流すか拭き取る
  6. エンジンをかけて、メーターの表示が変わるか確かめる

補充したあと、表示が変わるまで少し時間がかかることがあります。すぐに変わらなくても、しばらく走ってから見直してみてください。

軽油タンクに入れるのは厳禁

AdBlueを軽油の給油口に入れたり、AdBlueのタンクに軽油を入れたりすると、高額な修理につながるおそれがあります。キャップの色と表示を確かめてから入れましょう。万一入れ間違えたら、エンジンをかけずに販売店へ連絡してください。

例えばこんな場面です。

「スタンドで軽油を入れるついでに、アドブルーも頼める?」
「青いキャップの方ですね。お客さまの車の補充口を確認しますね」

スタンドで頼む時も、補充口の場所を一緒に確かめておくと安心です。

AdBlueの費用はどれくらい?買う場所の違い

AdBlueの価格は、買う場所と量でかなり変わります。ここでは、価格を断定せずに場所ごとの違いを並べておきます。

補充する場所手間費用の傾向ひとこと
正規販売店(点検時)ほぼゼロ割高になりやすい点検とまとめて頼めてラク
正規販売店(補充だけ)予約が要ることも工賃が乗ることがある事前に料金を聞いておく
ガソリンスタンド少ない店ごとに差が大きい量り売りに対応する店もある
カー用品店・通販で購入自分で注ぐ安く済むことが多い容器ごと買って自分で補充

価格は時期や地域、容器の大きさで変わります。いつも使う店で1Lあたりの値段を一度確かめておくと、比べやすくなりますよ。

燃料代や税金、保険と比べると、AdBlueの費用は年間の維持費の中では小さい項目です。

維持費全体の内訳はベンツGクラスの維持費は年間いくら?で詳しくまとめています。

買い置きする時の注意

『安い時に買いだめしておこうかな』と考える方もいますよね。ただ、AdBlueは暑い場所に長く置くと品質が落ちやすい液体です。

保管のコツ

直射日光の当たらない涼しい場所に置き、開けた容器は早めに使い切りましょう。車の荷室に積みっぱなしにすると、夏場は高温になりやすいので避けた方が安心です。また、寒い地域ではAdBlueが凍ることがあるので、冬の保管場所にも気をつけてください。

保証やメンテナンスプログラムで補充はしてもらえる?

G 450 d には、新車から3年間・走行距離無制限の「メルセデス・ケア」が付いています。一般保証修理に加えて、定期メンテナンスの工賃と部品が無償になるプログラムです(公式)。

AdBlueの補充がこの無償の範囲に入るかどうかは、公式資料で確かめきれていません。点検の時に補充してもらった場合の扱いは、購入する販売店で一度聞いておくと安心です。

プログラム対象期間AdBlue補充の扱い
メルセデス・ケアG 450 d/G 63(新車)3年・走行距離無制限販売店で確認
保証プラス延長保証+2年販売店で確認
メンテナンスプラスG 450 d(4・5年目)2年販売店で確認

プログラムの名前と期間はメルセデス・ベンツ日本の公式情報です。どこまで無償で使えるかの詳しい話は、ベンツGクラスの新車保証・メンテナンスプログラムで触れています。

法人で使うならAdBlue代の扱いも確認

会社名義でGクラスに乗る方は、AdBlueの代金をどう処理するかも気になりますよね。事業で使う車の消耗品として、燃料代などと同じように扱う考え方が一般的です。

ただ、細かな処理は会社の状況で変わるので、顧問の税理士に確認しておきましょう。

法人購入の考え方はベンツGクラスは経費で落とせる?で詳しく見られます。

冬場やトラブルで気をつけたいこと

AdBlueまわりのトラブルは、そう多くはありません。ただ、知っておくと慌てずに済むことがいくつかあります。

気をつけたいポイント
  • 寒い日にAdBlueが凍ることがあるが、車側にはタンクを温める仕組みがあるのが一般的
  • 補充口のまわりに白い結晶が付いたら、水で拭き取っておく
  • 補充しても警告が消えない時は、自己判断せず販売店に相談する
  • 補充には専用品を使い、水や別の液体で代用しない

『白い粉がついてるけど、故障?』と驚く方もいます。AdBlueが乾いて固まったもので、拭き取れば問題ないことがほとんどです。

それでも、警告灯がつきっぱなしになったり、エンジンの調子がおかしいと感じたりした時は、早めに販売店で見てもらいましょう。新車保証の期間内なら、まずは保証で直せるかを確かめるのが先です。

よくある質問

ベンツGクラスはどのグレードにAdBlueが必要ですか?

ディーゼルのG 450 d (ISG) だけです。メルセデスAMG G 63 とG 580 with EQ Technology には必要ありません。

G 450 d のAdBlueタンクの容量は何リットルですか?

メルセデス・ベンツ日本の公式資料では確認できていません。取扱説明書の技術データか、販売店で車台番号から確かめてもらうのが確実です。

AdBlueはどれくらいで補充しますか?

走り方や季節で変わるため、距離では決めにくいです。点検の時の補充と、メーターに残量の警告が出た時の補充が基本になります。

AdBlueが空になるとどうなりますか?

排ガスの基準を守れなくなるため、エンジンを止めたあと再始動できなくなる仕組みです。警告が出たら早めに補充しましょう。

自分で補充しても大丈夫ですか?

専用のAdBlueを使えば自分で補充できます。軽油の給油口と入れ間違えないよう、キャップの色と表示を確かめてから注いでください。

まとめ

この記事の要点
  • AdBlueが必要なのはディーゼルのG 450 d だけ
  • タンク容量は公式資料で未確認なので、取扱説明書や販売店で確かめる
  • 補充は点検時か、メーターの警告が出た時が基本
  • 空のまま放置すると再始動できなくなる
  • 費用は維持費全体の中では小さく、買う場所で差が出る

G 450 d を買うと決めたら、次はベンツGクラスの値引き相場と交渉の順番をチェックしておきましょう!

維持費の全体像はベンツGクラスの維持費は年間いくら?で見られます。

ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラス買いたいドットコム 編集部

ベンツGクラスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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