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メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)が気になっているけれど、『あの大きさだと、リッター何kmなんだろう』と不安になりますよね。燃料代は毎月かかるお金なので、買う前に知っておきたいところです。
結論から言うと、2024年改良型(W465)のカタログ燃費は、ディーゼルのG 450 d がWLTCモード11.7km/L、メルセデスAMG G 63 が6.8km/Lです。街乗り中心だと、G 450 d はカタログの市街地値8.7km/Lあたりを目安に見ておくと安心です。
この記事では、グレード別の燃費と、満タンで走れる距離、年間の燃料代を数字で比べていきます。
ベンツGクラスの燃費はグレードでどれくらい違う?
燃費がいちばん良いのはディーゼルのG 450 d です。AMG G 63 はおよそ半分の燃費で、燃料もハイオクになります。電気自動車のG 580 は「電費」で比べます。
いまの日本仕様のGクラスは、G 450 d (ISG)、G 580 with EQ Technology、メルセデスAMG G 63 (ISG) の3本立てです。同じ見た目でも、動力がディーゼル・電気・V8ガソリンとまったく違うんです。
| グレード | 動力 | 燃料 | WLTCモード燃費・電費 |
|---|---|---|---|
| G 450 d (ISG) | 3.0L直6ディーゼルターボ+ISG | 軽油 | 11.7km/L |
| メルセデスAMG G 63 (ISG) | 4.0L V8ツインターボ+ISG | 無鉛プレミアム(ハイオク) | 6.8km/L |
| G 580 with EQ Technology | モーター×4・電池116kWh | 電気 | 262Wh/km(一充電530km) |
数字はいずれも2024年改良型(W465)のメルセデス・ベンツ公式カタログ値です。ISGは48Vの電気システムで、発進や加速をモーターが手伝う仕組みです。
『ディーゼルで11.7km/Lって、意外といいの?』と思った方もいるはずです。車両重量2,540kgの大きなSUVと考えると、かなり健闘している数字なんです。

グレードごとの性格の違いは、G 450 dはどんなグレード?やAMG G 63の価格と性能でも詳しく触れています。
実燃費はカタログ値とどれくらい違う?
実際の燃費は、走る場所と乗り方で大きく変わります。公式に「実燃費は何km/L」という数字は無いので、ここではカタログの内訳を手がかりにします。
G 450 d のWLTCモードには、走る場面ごとの燃費も載っています。
| 走る場面 | G 450 d (ISG) のWLTC値 | こんな使い方に近い |
|---|---|---|
| 市街地 | 8.7km/L | 信号の多い街中、近所の買い物 |
| 郊外 | 12.4km/L | 信号の少ない幹線道路 |
| 高速 | 13.1km/L | 高速道路での長距離移動 |
| 総合 | 11.7km/L | 3つをまぜた平均 |
この内訳はAMGライン仕様のカタログ値です。通常仕様も同じ値かは、公式資料で確かめきれていません。
ここが大事なところです。街中のちょい乗りが多い方は、総合の11.7km/Lではなく、市街地の8.7km/Lに近い数字になりやすいんです。
一方で、週末に高速で遠出する使い方なら、13km/L前後が見えてくることもあります。
- 1回の走行が数kmの短い距離ばかり
- 渋滞の多い道を毎日走る
- 冬にエンジンが温まる前に走り出す
- 大きな荷物を積みっぱなしにしている
- 太いタイヤやリフトアップなどのカスタムをしている
カスタムで燃費が変わる話はベンツGクラスのカスタム定番、タイヤの話はタイヤサイズと交換費用で見られます。
AMG G 63 は乗り方でさらに差が出る
AMG G 63 は585PSのV8エンジンです。アクセルを踏む量で燃料の減り方が大きく変わるのは、想像しやすいですよね。
G 63 は市街地・郊外・高速の内訳が公式資料で確認できていません。総合の6.8km/Lを基準に、街乗りではそれより下がると考えておくと、あとで慌てずに済みます。
ゲレンデのタンク容量は?満タンで何km走れる?
G 450 d の燃料タンクは100Lです(公式)。満タンにすると、計算上は次のくらい走れます。
| 計算に使う燃費 | 満タン100Lで走れる距離(計算値) |
|---|---|
| 市街地 8.7km/L | 約870km |
| 総合 11.7km/L | 約1,170km |
| 高速 13.1km/L | 約1,310km |
タンクを空にするまで走ることはないので、実際に給油するまでの距離はこれより短くなります。それでも、東京から大阪くらいなら無給油で往復の半分以上は走れる計算です。
『給油の回数が少ないのはうれしいけど、1回の給油代が怖い』という声もよく聞きます。100L入るので、空に近い状態から満タンにすると、1回の支払いはそれなりの金額になります。
メルセデスAMG G 63 の燃料タンク容量は、公式資料で確認できていません。車検証や取扱説明書の「技術データ」で確かめるのが確実です。電気自動車のG 580 は、一充電走行距離530km(WLTC)が目安になります。
給油口とAdBlueの補充口を間違えない
G 450 d はディーゼルなので、軽油とは別にAdBlue(尿素水)の補充が必要です。補充口の場所や補充の時期はAdBlueの容量と補充の時期・費用にまとめています。
年間の燃料代はいくら?グレード別に計算
燃費の違いがお財布にどう響くかを見てみます。ここでは年間1万km走るとして、計算用の仮の単価を当てはめます。
軽油150円/L、ハイオク185円/L、家庭の電気31円/kWhを計算用の仮の単価にしています。実際の価格は時期と地域で変わるので、ご自分の地域の単価に置きかえて見てください。
| グレード | 使う燃費・電費 | 年1万kmで使う量 | 年間の燃料・電気代(計算値) |
|---|---|---|---|
| G 450 d(総合) | 11.7km/L | 約855L | 約12.8万円 |
| G 450 d(市街地) | 8.7km/L | 約1,149L | 約17.2万円 |
| メルセデスAMG G 63 | 6.8km/L | 約1,471L | 約27.2万円 |
| G 580 with EQ(自宅充電) | 262Wh/km | 約2,620kWh | 約8.1万円 |
同じ1万kmでも、G 450 d とG 63 では年間で15万円ほど差が出る計算です。5年乗ると、それだけで70万円を超える差になります。
G 580 は自宅で充電できるなら、燃料代はいちばん安く見えます。ただ、急速充電を多く使うと単価が上がるので、充電する場所で差が出ます。

燃料代は維持費の大きな柱です。税金・保険・車検まで含めた全体はベンツGクラスの維持費は年間いくら?で一覧にしています。
G 580 の電費はどう見ればいい?
電気自動車のG 580 は、「1kmあたり何Whの電気を使うか」で表します。数字が小さいほど電費が良いという意味です。
| 走る場面 | G 580 のWLTC電費 |
|---|---|
| 市街地 | 223Wh/km |
| 郊外 | 241Wh/km |
| 高速 | 293Wh/km |
| 総合 | 262Wh/km |
ガソリン車とは逆で、電気自動車は高速の方が電費が悪くなります。『遠出の時ほど充電が気になる』のは、この性質のためなんです。
充電は普通充電がAC200Vで6.0kWまで、急速充電はCHAdeMOの150kWまで対応しています(公式)。自宅に200Vのコンセントを付けられるかどうかで、使い勝手が大きく変わります。
例えばこんな会話になりやすいです。
「マンションだと充電できないかも」
「それなら、まず管理組合に充電設備を付けられるか聞いてみるといいですよ」
G 580 の詳しい話はG 580 with EQ テクノロジーは買いかで見られます。
燃費を少しでも良くするには?
大きく重いクルマなので、劇的に燃費を伸ばすのは難しいです。それでも、日々の使い方で差は出ます。
- タイヤの空気圧を月に1回は確かめる
- 使わない荷物を荷室から下ろしておく
- 発進はゆっくり、早めにアクセルを戻す
- 短い距離はまとめて1回で回る
- 点検とオイル交換を時期どおりに受ける
空気圧が低いと、転がる抵抗が増えて燃費が落ちます。Gクラスはタイヤが大きいので、こまめに見ておく価値がありますよ。
点検とオイル交換の時期はオイル交換の時期・量・リセット方法、点検費用が無償になる範囲は新車保証・メンテナンスプログラムで確かめられます。
燃費を気にして極端にアクセルを踏まないと、合流や追い越しでかえって危ない場面もあります。安全を優先して、できる範囲で取り入れましょう。
冬と夏で燃費は変わる?
季節でも燃費は変わります。冬はエンジンが温まるまで時間がかかり、夏はエアコンの電気をたくさん使うからです。
G 580 のような電気自動車は、寒い時期に電池の性能が落ちやすく、一充電で走れる距離が短くなりがちです。冬の遠出の前は、充電する場所を先に調べておくと安心ですよ。
燃費で選ぶならどのグレード?
『結局、どれを選べばいいの?』と迷いますよね。燃費だけで見ると、走り方ごとにこう分かれます。
- 年間の走行距離が多いならG 450 d
- 自宅で充電できるならG 580
- 長距離ドライブが多いならG 450 d
- 街乗り中心でG 63 を選ぶ
- 充電環境がないのにG 580 を選ぶ
- 短距離ばかりでディーゼルを選ぶ
燃費の差は、税金の差とも重なります。自動車税はG 450 d が年50,000円、G 63 が年66,500円、G 580 が年25,000円です(2019年10月以降の新規登録・自家用乗用車)。
税金の詳しい話はベンツGクラスの自動車税と重量税にまとめています。
本体価格は2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)で、G 450 d が1,866万円、G 580 が2,237万円(2025年11月値)、AMG G 63 が2,868万円です。燃料代の差より本体価格の差の方がずっと大きいので、燃費は「最後のひと押し」として見るのが現実的かもしれません。
値引きや買い方で総額を下げたい方は、ベンツGクラスの値引き相場と限界額もあわせて読んでみてください!
よくある質問
ベンツGクラスの燃費はリッター何kmですか?
2024年改良型のカタログ値で、G 450 d がWLTCモード11.7km/L、メルセデスAMG G 63 が6.8km/Lです。街乗りが多いと、G 450 d は市街地値の8.7km/Lに近くなりやすいです。
ゲレンデの燃料タンク容量は何リットルですか?
G 450 d は100Lです。メルセデスAMG G 63 の容量は公式資料で確認できていないため、取扱説明書の技術データで確かめてください。
満タンで何km走れますか?
G 450 d は100Lのタンクで、総合燃費なら計算上約1,170km、市街地燃費なら約870kmです。実際は走り方で変わります。
G 580 の電費はどれくらいですか?
WLTCモードで262Wh/km、一充電走行距離は530kmです。高速道路では電費が293Wh/kmと悪くなります。
年間の燃料代はどれくらいかかりますか?
年1万kmで軽油150円/Lと仮定すると、G 450 d で約12.8万円です。ハイオク185円/Lと仮定したG 63 は約27.2万円になります。
まとめ
- カタログ燃費はG 450 d が11.7km/L、AMG G 63 が6.8km/L
- 街乗り中心ならG 450 d は市街地値8.7km/Lを目安に見る
- G 450 d のタンクは100Lで、満タンなら計算上870〜1,310km
- G 580 は電費262Wh/km・一充電530kmで、自宅充電なら燃料代がいちばん安い
- 年1万kmだと、G 450 d とG 63 で燃料代に約15万円の差が出る計算





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