ベンツGクラスのリセールは崩壊した?グレード・色・ハンドルの差

黒と白の角ばった大型SUVと電卓を写したリセールバリュー記事のアイキャッチ

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Gクラスは「高く売れる車」と聞いて検討しているのに、最近は『ゲレンデのリセールは崩壊した』という話も目にする。どっちなの?と気になりますよね。

結論から言うと、メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)は、今も値落ちしにくい部類の車です。ただ、中古の相場は時期で上下するので、「いつ買って、どの仕様を選び、いつ売るか」でリセールの差が大きく開きます。

この記事を読めば、グレード・色・ハンドル位置ごとにリセールで何が違うのかと、値落ちを抑える考え方が分かります。

目次

ゲレンデのリセールバリューは本当に高い?

先に結論

Gクラスは「値落ちしにくい車」として知られています。ただし、何%で売れるかは時期・年式・仕様で変わるので、一つの数字で決めつけないのが大事です。

リセールバリューとは、買った車を売る時にどれくらいの値段が付くかのことです。新車価格に対して何割で売れたか(残価率)で比べることが多いですよね。

Gクラスのリセールが高いと言われる理由は、いくつかあります。

理由中身
見た目が大きく変わらない1979年のW460から続く四角い形を守っている
新車価格が上がり続けているG 450 dは2024年11月の1,824万円から、2026年7月改定後は1,866万円(メーカー希望小売価格・消費税込)
新車の納期が長い時期がある「すぐ乗りたい人」が中古に流れやすい
海外でも人気がある国内だけでなく輸出の需要もあると言われる

新車の価格が上がると、それに引っ張られて中古の価格も下がりにくくなります。これがGクラスの強みなんです。

Gクラスの新車価格の推移とリセールが下がりにくい理由をまとめた図解

「リセール崩壊」「値崩れ」と言われるのはなぜ?

相場は上がり続けるものではない

中古車の価格は、需要と供給で動きます。高い時期に買って安い時期に売ると、「思ったより値落ちした」と感じやすくなります。

『崩壊って聞いたけど、もう高く売れないの?』という不安はよく分かります。実は、「崩壊」という言葉が出てくるのには、いくつか背景があるんです。

例えば、新車がなかなか手に入らない時期は、中古車が新車に近い値段、ときには新車より高い値段で売られることもありました。そこから納期が落ち着くと、中古の価格は下がります。

この下がり方を見て「崩壊」と呼ぶ声がある、というのが実際のところです。新車価格からの値落ちで見ると、今も大きく崩れているとは言い切れません。

よく聞く話実際のところ見るべきポイント
ゲレンデのリセールが崩壊した高すぎた時期と比べて下がった、という意味が多い新車価格に対して何割か
値崩れしている年式・仕様によって差がある売りたい仕様の相場を見る
新しい型が出たら一気に下がる型が変わると旧型の評価は動きやすい改良の時期と売るタイミング

2024年7月には、大幅改良型(W465)が日本で発売されました(メルセデス・ベンツ公式)。改良型が出ると、その前のW463Aの評価が動きやすくなる点は知っておきましょう。改良の流れはGクラスの最新の改良と新型情報で確かめられます。

グレードでリセールはどう違う?

グレード選びでリセールを考える時のポイント
  • 中古で探す人が多いグレードか
  • 新車価格がいくらで、値落ち額の「幅」はどれくらいか
  • 燃料・電気の種類が、売る時の買い手に合うか

現行の日本仕様は、G 450 d・G 580 with EQ Technology・メルセデスAMG G 63の3本立てです(2026年9月時点)。新車価格が違うので、同じ割合で値落ちしても、金額の差は大きくなります。

グレード新車価格(2026年9月時点)パワートレインリセールで見られやすい点
G 450 d (ISG)1,866万円3.0L直6ディーゼル+ISG日本の主力。探す人が多く、相場が見えやすい
G 580 with EQ Technology2,237万円(2025年11月発売時の価格)電気自動車新しいジャンルで、中古の相場はまだ読みにくい
メルセデスAMG G 63 (ISG)2,868万円4.0L V8ツインターボ+ISG人気は高いが、値落ちの「金額」は大きくなりやすい

価格はいずれもメーカー希望小売価格・消費税込です。G 580は2026年7月の改定の有無が確認できていないため、発売時の価格を載せています。

『G 63なら高く売れるでしょ』と考える方も多いはずです。ただ、新車価格が高い分、同じ割合で下がっても手元から出ていくお金は大きくなります。割合と金額の両方で見ておきましょう。

グレードごとの違いはGクラスのグレードの違いで詳しく比べています。

残価率で見ると手元に残る金額はどれくらい?

ここの数字は「計算例」です

下の表は、仮に新車価格の何割で売れたらいくらになるかを計算したものです。実際の買取相場ではありません。相場は時期・地域・車の状態で変わります。

「何割で売れる」と言われても、ピンと来ないですよね。新車価格に当てはめて、金額で見てみましょう。

仮の残価率G 450 d(1,866万円)G 580(2,237万円)AMG G 63(2,868万円)
80%の場合約1,493万円約1,790万円約2,294万円
70%の場合約1,306万円約1,566万円約2,008万円
60%の場合約1,120万円約1,342万円約1,721万円
50%の場合約933万円約1,119万円約1,434万円

例えば、G 450 dとG 63が同じ70%で売れたとしても、値落ちの金額はG 450 dが約560万円、G 63が約860万円です。割合が同じでも、300万円ほどの差が出るんです。

Gクラスのグレード別に残価率ごとの売却額を計算した図解

実際にどれくらいの値段が付いているかの目安は、Gクラスの買取相場(年式・走行距離別)で年式と走行距離ごとに見ています。

色・ハンドル位置・オプションでどれくらい差が出る?

リセールで好まれやすい傾向
  • 黒・白などの定番色
  • 中古で探す人の多い装備(AMGライン等)が付いている
  • 禁煙・修復歴なし・点検記録がそろっている
評価が分かれやすい傾向
  • 好みがはっきり分かれる個性色
  • 大きなカスタムや社外パーツ
  • マット(マグノ)塗装の傷や補修跡

色は、リセールで差が出やすいところです。一般的には、黒や白のような定番色は買い手が多く、値段が付きやすいと言われています。

ただ、Gクラスは個性色を選ぶ人も多い車です。限定車にはアガベグリーンやコロラドベージュのような色もあり(メルセデス・ベンツ公式)、仕様によっては評価されることもあります。色ごとの詳しい話はGクラスの色はリセールで差が出るのかにまとめています。

マット(マグノ)塗装は、見た目の人気がある一方で、傷や補修の跡があると評価が下がりやすいと言われます。気になる方はつや消しカラーは後悔する?も読んでみてください。

ハンドル位置は、新車では右・左が同価格で選べます(2026年9月時点)。『左ハンドルの方が高く売れる?』と聞かれることも多いですが、買い手の好みで評価が分かれるので、どちらが上と言い切れるものではありません。

項目リセールへの影響の傾向ひとこと
ボディカラー定番色は買い手が多い個性色は仕様と買い手しだい
ハンドル位置好みで評価が分かれる右・左とも新車は同価格
AMGラインなど人気装備プラスに見られやすい年式で標準かオプションかが違う
社外カスタム評価が分かれる純正部品を残しておくと安心
正規ディーラー車か並行輸入車か正規車の方が売りやすいと言われる詳しくは下のリンクで

正規ディーラー車と並行輸入車の違いは、正規ディーラーと並行輸入どちらで買う?で比べています。

値落ちを抑えるために、買う時・売る時にできること

値落ちを抑える流れ
  1. 買う時に、中古で探す人が多い色と装備を選んでおく
  2. 定期点検をきちんと受け、記録簿を残す
  3. 純正部品・付属品・キーをそろえて保管する
  4. 走行距離が節目(5万km・10万kmなど)を超える前に相場を確かめる
  5. 売る時は、下取りだけでなく買取の査定も比べる

リセールは、売る時だけで決まるものではありません。実は、買う時の選び方と、乗っている間の扱い方でかなり変わるんです。

例えばこんな会話はよくあります。

「点検の記録って、そんなに大事?」
「売る時に、ちゃんと整備されてきた車だと伝わるからね」

メルセデス・ケアの期間(新車から3年・走行距離無制限、G 580はEQケアで5年または10万km)の点検をきちんと受けておくことも、査定で伝えられる材料になります(いずれもメルセデス・ベンツ公式)。

新車の値引きを引き出して安く買えれば、それだけ値落ちの金額も小さくなります。購入時の交渉はGクラスの値引き相場と交渉の順番で順番を説明しています。

残価設定ローンを使う場合は、決められた残価と実際の買取額の差も見ておきましょう。詳しくはGクラスの残クレは得かで比べています。

Gクラスの値落ちを抑えるための流れを示した図解

売る時は下取りと買取を比べてみよう

売却前に用意しておくもの
  • 車検証と点検記録簿
  • スペアキーを含むキー全部
  • 取扱説明書や純正の付属品
  • 外した純正部品(カスタムしている場合)

Gクラスを売る時、『いつもの販売店の下取りでいいかな』と考える方も多いはずです。手間は少ないですが、買取店の査定と比べると金額に差が出ることもあります。

下取りと買取の違い、交渉の順番はGクラスを高く売るには?下取りと買取の差とGクラスの下取り額の目安と交渉の順番で詳しく説明しています。

まずは、今のGクラスにいくら付くのかを知っておくと、乗り換えるか、もう少し乗るかを落ち着いて決められます。いくつかの買取店の査定をまとめて比べると、相場の幅もつかみやすくなりますよ。

ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツGクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

査定額は時期や車の状態で変わります。1社の金額だけで決めず、比べてから判断するのがおすすめです。

よくある質問

ゲレンデのリセールは本当に崩壊したのですか?

中古価格がとても高かった時期と比べて下がったことを「崩壊」と呼ぶ声が多いようです。新車価格からの値落ちで見ると、今も値落ちしにくい部類の車と言えます。

Gクラスで一番リセールが良いグレードはどれ?

時期で変わるので一つには決められません。G 450 dは探す人が多く相場が見えやすい、G 63は人気だが値落ちの金額が大きくなりやすい、G 580は中古相場がまだ読みにくい、という違いがあります。

左ハンドルの方が高く売れますか?

買い手の好みで評価が分かれるので、どちらが上とは言い切れません。新車では右・左とも同価格で選べます。

リセールを考えるなら何色が良い?

一般的には黒や白などの定番色が買い手が多く、値段が付きやすいと言われます。個性色は仕様と買い手によって評価が分かれます。

何年・何kmで売るのが得ですか?

走行距離が節目を超える前や、保証が残っているうちは評価されやすいと言われます。具体的には、売る前に査定を比べて判断するのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • Gクラスは今も値落ちしにくい部類。ただし相場は時期で上下する
  • 「リセール崩壊」は高すぎた時期からの下落を指していることが多い
  • 新車価格(2026年9月時点)はG 450 d 1,866万円、G 580 2,237万円、AMG G 63 2,868万円
  • 同じ割合で下がっても、新車価格の高いグレードほど値落ちの金額は大きい
  • 色・装備・点検記録・付属品で差が出る。売る時は下取りと買取を比べる
ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラス買いたいドットコム 編集部

ベンツGクラスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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