ベンツGクラスの維持費は年間いくら?内訳をすべて出す

ガレージに停まる四角い大型SUVと電卓が置かれたテーブル

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メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)を買いたいけれど、『車両代は何とかなっても、毎年いくら出ていくんだろう』と心配になりますよね。買ったあとのお金が見えないと、なかなか決めきれないものです。

結論から言うと、年間の維持費は「税金・燃料代は数字で決まる部分」と「保険・駐車場は人によって大きく違う部分」に分かれます。G 450 d なら、税金と燃料代だけで年間およそ18万円が目安になります(年1万km・仮の燃料単価で計算)。

この記事では、グレード別に維持費の内訳を一つずつ出していきます。

目次

ゲレンデの年間維持費は何で決まる?

先に結論

維持費の差がいちばん出るのは燃料代と保険料です。新車から3年間は「メルセデス・ケア」で点検・整備の費用がかからないので、4年目以降にどう備えるかが大事になります。

クルマの維持費は、大きく分けると次の8つです。Gクラスだから特別な項目が増えるわけではありません。

項目金額が決まるもの人による差
自動車税(種別割)排気量(EVは一律)小さい
自動車重量税車両重量小さい
自賠責保険車検ごとの法定額小さい
燃料代・電気代燃費と走行距離大きい
任意保険年齢・等級・車両保険とても大きい
点検・車検・整備依頼先と年数大きい
タイヤ・消耗品サイズと交換時期中くらい
駐車場住んでいる地域とても大きい

『全部まとめて何万円』と一言で言えないのは、下の4つが人によって桁が変わるからなんです。

だからこの記事では、数字で決まるものは数字で出し、人で変わるものは「何で決まるか」と「確かめ方」を書いていきます。

税金はグレードでいくら違う?

税金は数字がはっきりしているので、先に出しておきます。

グレード総排気量自動車税(年額)重量税の区分
G 450 d (ISG)2,988cc50,000円2.5t超3.0t以下
メルセデスAMG G 63 (ISG)3,982cc66,500円2.5t超3.0t以下
G 580 with EQ Technology電気自動車25,000円3.0t超3.5t以下

自動車税は2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。輸入車でも、国産車と同じルールで計算されます。

重量税は車検の時にまとめて払う税金です。エコカー減税などの扱いで金額が変わるため、ここでは区分だけ載せています。具体的な額は販売店の見積もりで確かめておきましょう。

詳しくはベンツGクラスの自動車税と重量税で解説しています。

燃料代はいくら?年1万kmで計算

次に燃料代です。カタログ燃費(WLTCモード)と、計算用の仮の単価で出してみます。

計算の前提

軽油150円/L、ハイオク185円/L、家庭の電気31円/kWhを仮の単価にしています。実際の価格は時期と地域で変わるので、お住まいの地域の単価に置きかえてみてください。

グレード燃費・電費(WLTC)年1万km年2万km
G 450 d (ISG)11.7km/L約12.8万円約25.6万円
メルセデスAMG G 63 (ISG)6.8km/L約27.2万円約54.4万円
G 580 with EQ(自宅充電)262Wh/km約8.1万円約16.2万円

街乗りが多い方は、カタログの総合値より燃費が落ちやすいです。G 450 d なら市街地値の8.7km/Lで計算すると、年1万kmで約17.2万円になります。

『G 63 だと燃料代だけで月2万円を超えるの?』と驚いた方もいるかもしれません。年1万kmでも、月にならすと約2.3万円の計算です。

実燃費の考え方はベンツGクラスの実燃費はどれくらい?で詳しく見られます。G 450 d はAdBlue(尿素水)の補充も必要ですが、燃料代に比べると小さな出費です(AdBlueの補充の時期・費用)。

ベンツGクラスのグレード別に年間の税金と燃料代を比べた図解

保険・駐車場は人でどれくらい変わる?

ここからは、人によって金額が大きく変わる項目です。数字を決め打ちせず、何で決まるかを見ていきます。

任意保険料

Gクラスは車両価格が高いので、車両保険を付けると保険料が上がりやすいです。G 450 d でも2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)が1,866万円あるため、車両保険の金額も大きくなります。

保険料が変わるポイント
  • 運転する人の年齢と、運転者の範囲
  • ノンフリート等級(無事故の年数)
  • 車両保険を付けるか、免責をいくらにするか
  • 盗難の補償を付けるか
  • 使い方(日常・レジャー/通勤・通学/業務)

Gクラスは盗難の対象になりやすい車種として話題にのぼることがあります。盗難の補償の有無は、保険料と安心のバランスで決めたいところです。

保険料の考え方と下げ方は任意保険料の目安と下げ方、盗難対策は盗難率と盗難対策にまとめています。

駐車場代

駐車場は、地域で何倍も変わります。それに加えてGクラスならではの注意があります。

全幅は1,930〜1,985mm、全高は約1,980mm、最小回転半径は6.3mです(2024年改良型・公式)。全幅1,850mm・全高1,550mmまでの機械式駐車場が多いので、平置きや大型対応の区画を探すことになりやすいんです。

例えばこんな場面です。

「近所の駐車場、空きがあるって聞いたんですけど」
「機械式なので、全高1,550mmまでなんですよ」

平置きは機械式より月額が高めの地域も多いので、契約前に車検証の寸法を持って確かめておきましょう。詳しくは機械式駐車場・洗車機に入る?で見られます。

点検・車検・整備は何年目からかかる?

3年目までは整備費がかからない

G 450 d とG 63 は「メルセデス・ケア」で、新車から3年間・走行距離無制限で一般保証修理と定期メンテナンスの工賃・部品が無償です。G 580 は「EQケア」で5年または10万kmまでです(公式)。

つまり、新車で買って最初の3年は、点検や消耗品の費用をあまり気にしなくて済みます。お金がかかり始めるのは、そのあとなんです。

年数G 450 dAMG G 63G 580
1〜3年目メルセデス・ケアメルセデス・ケアEQケア
3年目初回車検初回車検初回車検
4〜5年目保証プラス/メンテナンスプラス保証プラス(メンテナンスプラスは対象外)EQケア(5年・10万kmまで)
6年目以降自費で整備自費で整備自費で整備(電池は8年16万kmの保証あり)

新車の初回車検は3年目、そのあとは2年ごとです。ちょうど無償期間が終わるタイミングで車検が来るので、延長保証に入るかどうかは早めに考えておきたいですね。

保証の中身は新車保証・メンテナンスプログラム、車検の費用と抑え方は車検費用の目安と安く抑えるコツ、オイル交換はオイル交換の時期・量で詳しく見られます。

4年目以降の修理費に備える

保証が切れたあとに大きな修理が出ると、1回で大きな出費になることがあります。延長保証に入るか、毎月いくらかを積み立てておくか、どちらかで備えておくと安心です。

故障しやすい箇所は故障しやすい箇所と修理費にまとめています。

タイヤ・消耗品はどれくらい?

Gクラスはタイヤが大きいので、交換1回あたりの出費は大きめです。

グレード・仕様タイヤサイズ
G 450 d(通常仕様)265/60R18
G 450 d(AMGライン)20インチ(サイズは車両で確認)
G 580 with EQ275/50R20
メルセデスAMG G 6321インチ(サイズは車両で確認)

インチが大きいほど、タイヤ代は上がりやすいです。雪の多い地域ではスタッドレスとホイールのセットも必要になります。

G 580 は車両重量が3,120kgあり、タイヤへの負担も大きくなります。減り方は乗り方で変わるので、点検のたびに溝を見てもらいましょう。

タイヤの交換費用はタイヤサイズと交換費用・スタッドレスで見られます。

年間維持費を一覧で比べると?

ここまでの数字をまとめます。保険・駐車場・整備費は人で大きく変わるので、自分の金額を書き足して使ってください。

項目G 450 dAMG G 63G 580
自動車税(年額)50,000円66,500円25,000円
燃料・電気代(年1万km・計算値)約12.8万円約27.2万円約8.1万円
税金+燃料代の小計約17.8万円約33.9万円約10.6万円
重量税・自賠責車検時に払う(見積もりで確認)同左同左
任意保険見積もりで確認見積もりで確認見積もりで確認
駐車場地域の相場で確認同左同左
点検・整備3年間は無償3年間は無償5年・10万kmまで無償

税金と燃料代だけでも、G 63 はG 450 d のおよそ2倍になります。『見た目はほとんど同じなのに』と思いますよね。中身の違いが、毎年のお金にもそのまま出てくるんです。

ベンツGクラスの年間維持費の内訳を一覧にした図解

月々の負担から逆算したい方は、乗るには年収いくら必要?やローン月々いくら?も参考になります。

法人で持つなら経費の扱いも

会社名義で持つと、維持費の多くを経費として扱える場合があります。ただ、使い方や会社の状況で変わるので、顧問の税理士に確かめてから決めましょう。

考え方はベンツGクラスは経費で落とせる?で詳しく触れています。

維持費を抑えるには?今の車の売り方も大事

維持費そのものを大きく下げるのは難しいです。ただ、買う時と手放す時の工夫で、実質の負担は軽くできます。

負担を軽くする順番
  1. グレードを選ぶ時に、燃料代と税金の差も足して比べる
  2. 保険は複数社で見積もりを取って比べる
  3. 3年目までに延長保証に入るかを決めておく
  4. 買う時の値引きと、今の車の売却額で初期費用を下げる

Gクラスはリセールが高い車種として知られていますが、手放す時の価格は年式・走行距離・色で変わります。だから、乗り換えのたびに「いくらで売れるか」を確かめておくと、次の維持費の計画も立てやすくなるんです。

『今乗っている車、下取りでいいのかな』と迷っている方は、一度ほかの買取店の金額も見ておくと比べやすいですよ。

ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラスの値段、先に相場を見ておく

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの進め方はベンツGクラスの値引き相場と限界額、手放す時の目安はリセールバリューで見られます。

よくある質問

ベンツGクラスの年間維持費はいくらですか?

G 450 d なら、自動車税50,000円と年1万kmの燃料代約12.8万円(軽油150円/Lで仮計算)で約17.8万円です。これに保険・駐車場・車検の費用が加わります。

G 63 とG 450 d で維持費はどれくらい違いますか?

自動車税と年1万kmの燃料代だけで、G 63 は約33.9万円、G 450 d は約17.8万円の計算です。年間で16万円ほどの差になります。

電気自動車のG 580 は維持費が安いですか?

自動車税は年25,000円で、自宅で充電すれば電気代も抑えやすいです。ただ、重量税の区分が一段上になり、車両保険の金額も大きくなります。

新車から何年間は整備費がかかりませんか?

G 450 d とG 63 はメルセデス・ケアで3年間・走行距離無制限、G 580 はEQケアで5年または10万kmまで、定期メンテナンスの工賃・部品が無償です。

機械式駐車場に停められますか?

全幅1,930〜1,985mm・全高約1,980mmなので、一般的な機械式駐車場にはほぼ入りません。平置きか大型車に対応した区画を探しましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 維持費は「数字で決まる税金・燃料代」と「人で変わる保険・駐車場・整備費」に分かれる
  • 自動車税はG 450 d 50,000円、G 63 66,500円、G 580 25,000円
  • 年1万kmの燃料代はG 450 d 約12.8万円、G 63 約27.2万円(仮単価で計算)
  • 新車から3年間(G 580 は5年・10万km)は点検・整備が無償
  • 4年目以降の修理費には延長保証か積み立てで備える
ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラス買いたいドットコム 編集部

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