ベンツGクラスの後部座席の広さと座り心地

後部ドアを開けた角ばったSUVの高い位置にある後部座席

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家族や仕事の相手を後ろに乗せることが多いと、Gクラスの後部座席がどんな感じか気になりますよね。『見た目は大きいけど、後ろは意外と狭いって本当?』と迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、現行のGクラスの後部座席は、大人2人ならゆったり座れる広さです。ただ、乗り降りの高さと、リクライニングの有無は買う前に実車で確かめておきたい所なんです。

この記事では、ゲレンデの後ろの席の広さ、座り心地、使い方の注意点を順に見ていきます。

目次

ゲレンデの後部座席の広さはどれくらい?

先に結論

2018年の全面刷新(W463A)以降のGクラスは、それまでのW463より車体が大きくなり、後ろの席にもゆとりが出たと言われます。現行型も同じ流れの車内です。

まずは、後部座席の広さに関わる寸法を見てみましょう(現行型・公式カタログ値)。

項目G 450 d(通常)G 580 with EQAMG G 63
全長4,670mm4,680mm4,690mm
全幅1,930mm1,985mm1,985mm
全高1,980mm1,990mm1,985mm
ホイールベース2,890mm2,890mm2,890mm
乗車定員5名5名5名

全高が約1,980mmあるので、後ろの席でも頭の上に余裕があります。背の高い人でも、髪が天井に触れるような窮屈さは感じにくいはずです。

足元の広さは、前の席の位置で変わります。前に大柄な人が座る時は、後ろのひざまわりが少し近くなることもありますね。

後部座席の足元の長さ(室内寸法)は、公式資料で確かめきれていません。数字で比べたい方は、販売店で室内寸法を聞くか、実車で座って確かめるのが確実です。

例えば、試乗ではこんなふうに確かめるとイメージしやすいです。

「運転席を自分の位置に合わせたまま、後ろに座ってみて」
「ひざの前、こぶしがいくつ入るか見てみるね」

後部座席のリクライニングはできる?

『長距離だと、後ろの背もたれを倒したい』という方もいますよね。ここは気になる所だと思います。

実は、Gクラスの後部座席のリクライニングについては、公式の発表資料で確かめきれていません。年式や仕様によって違う可能性もあるので、ここでは断定しないでおきますね。

公式で確認できるのは、後ろの背もたれが60:40で分けて倒せることです。これは荷室を広げるための機能で、くつろぐためのリクライニングとは別の物なんです。

リクライニングを実車で確かめる時のチェック
  • 背もたれの肩の所にレバーがあるか見る
  • 倒した時に何段階で止まるか試す
  • 倒したまま荷室側に荷物を置けるか見る
  • 60:40のどちら側が広いかを確かめる
  • 中古車は年式ごとの違いを販売店に聞く

Gクラスの背もたれは、四角い車体に合わせてやや立ち気味と言われます。長く座る人がいるなら、試乗で30分ほど後ろに座ってもらうと安心です。

ベンツGクラスの後部座席でリクライニングと60:40分割を確かめる図解

後ろの席の座り心地と揺れ

後ろの席の座り心地は、シートの形だけでなく、車の揺れ方でも変わります。

Gクラスは伝統のラダーフレームを使い、リアはリジッドアクスル(左右の車輪がつながった車軸)です(公式)。悪路に強い作りですが、段差では後ろが揺れやすいと感じる人もいます。

2024年改良では、グレードごとに足回りが強化されました(公式)。

グレード足回りの装備後ろの席への影響の目安
G 450 dアダプティブダンピングシステム標準(公式)路面に合わせて揺れを抑える
AMG G 63AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンション初採用(公式)曲がる時の傾きを抑える
G 580 with EQ電池を床下に積む電気自動車(車両重量3,120kg)重さがある分、どっしりした乗り味と言われる

G 580の乗り味は、試乗で確かめるのがいちばんです。どのグレードでも、タイヤのサイズや空気圧で印象は変わります。

後ろの席でよく言われる良い所
  • 頭上が広く、圧迫感が少ない
  • 窓が大きく、外がよく見える
  • 着座位置が高く、見晴らしがいい
後ろの席で気になると言われる所
  • 段差で後ろが揺れることがある
  • 背もたれがやや立ち気味
  • 乗り降りに高さがある

乗り心地全体の話はGクラスの乗り心地と静かさで詳しく書いています。

ゲレンデの後ろに乗り降りする時の高さ

Gクラスの後部座席で、いちばん好みが分かれるのが乗り降りです。最低地上高はG 450 dで230mm、G 580で250mmあります(公式)。

『年配の家族が乗れるかな』と心配になる方もいますよね。ステップに足をかけて、取っ手を持って体を引き上げる感じになります。

後ろの席に楽に乗り降りする手順
  1. ドアを大きく開け、足元のステップの位置を確かめる
  2. ドアの近くの取っ手をつかむ
  3. ステップに片足をかけて、体を引き上げる
  4. お尻からシートに入り、足を中に入れる
  5. 降りる時は、ドアを開ける前に後ろから自転車などが来ていないか見る

2024年改良型には、ブラインドスポットアシストの降車時警告が付いています(公式)。後ろの席の家族がドアを開ける時の接近も知らせてくれるので、安心材料になります。安全装備の中身はGクラスの安全装備・運転支援をどうぞ。

乗る人の背が低い時や、雨の日で足元が滑りやすい時は、急がずに一段ずつ乗り降りしてもらいましょう。濡れた靴底でステップを踏む時は特に気をつけたいところです。

ステップの形は年式や仕様で違います。外装のサイドステップについてはサイドステップ・外装パーツで書いています。

後部座席に楽に乗り降りする5つの手順の図解

チャイルドシートと3人掛けの注意点

小さな子どもがいる家庭では、チャイルドシートを付けられるかが大事ですよね。

一般的に、メルセデスの後部座席にはISOFIX(チャイルドシートを金具で固定する方式)の取り付け部が用意されています。Gクラスでの位置や数は、年式で確かめてみてください。

後部座席で気をつけたいこと
  • 3人掛けは真ん中の席が狭く、長距離では窮屈になりやすい
  • チャイルドシートを付けると、隣の席の幅が狭くなる
  • 着座位置が高いので、子どもを乗せる時は抱き上げる高さがある
  • ドアを開ける時は、隣の車にぶつけないよう子どもに声をかける

乗車定員は5名です(公式)。大人5人で長距離を移動することが多いなら、後ろの3人掛けの窮屈さは試乗で確かめておきましょう。

使い方別に見た後部座席の向き不向き

『うちの使い方だと、後ろの席は足りる?』と考えている方のために、よくある使い方ごとにまとめてみます。

使い方向き不向きの目安確かめたいこと
夫婦+子ども1〜2人向いているチャイルドシートの付け方と乗せる高さ
大人4人で旅行向いている後ろ2人の荷物が荷室に収まるか
大人5人で長距離やや窮屈になりやすい真ん中の席の座り心地
取引先などを後ろに乗せる向いている乗り降りの高さに抵抗がないか
年配の家族の送り迎え人によるステップと取っ手で乗れるか

例えば、大人5人で出かける時はこんな会話になりがちです。

「真ん中、ちょっと狭いけど大丈夫?」
「近場なら平気。遠出なら交代で座ろうか」

5人乗りの車なので、5人で乗れないわけではありません。ただ、長距離が多いなら、試乗の時に3人並んで座ってみると安心です。

後ろの席でテレビや音楽はどう楽しむ?

『後ろの子どもにテレビを見せたい』という方も多いはずです。ただ、純正の画面は前にあり、走行中は映像が止まる作りが一般的です。

後ろの席で動画を見るなら、タブレットとホルダーを使う家庭が多いです。テレビキャンセラーを付ける場合の注意点は、Gクラスのテレビキャンセラー・テレビの見方でまとめています。

音楽は、2024年改良型ならBurmester 3Dサウンドが標準です(公式)。後ろの席でも聞こえ方を調整できるので、設定の仕方はGクラスのMBUX・ワイドスクリーンの使い方を見てみてください。

後ろの窓と日差し

Gクラスは窓が大きく、後ろの席からも外がよく見えます。その分、夏は日差しが入りやすいと感じることもあるんです。

小さな子どもを乗せるなら、窓に付けるサンシェードを用意しておくと楽になります。選び方はサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方で書いています。

後ろの席の空調

後席の吹き出し口や温度調整の有無は、年式や仕様で変わります。夏や冬に家族を乗せることが多いなら、後ろの空調の装備も見積書で確かめておくと安心です。

後ろの席を倒すと荷室はどれくらい広がる?

後ろの背もたれを倒すと、荷室がぐっと広がります。荷室容量は次のとおりです(欧州参考値・公式)。

グレード後席を使う時後席を倒した時
G 450 d575L2,010L
AMG G 63575L2,010L
G 580 with EQ555L1,990L
後部座席を倒した時のGクラスの荷室容量を比べた図解

60:40で分けて倒せるので、1人を後ろに乗せたまま長い物を積むこともできます。ゴルフバッグや自転車など、積める物の具体例は荷室の記事に分けています。

Gクラスの内装全体や、グレードごとの質感の違いはベンツGクラスの内装を解説でまとめています。価格は2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)でG 450 dが1,866万円、AMG G 63が2,868万円です。見積もりの見方や交渉はベンツGクラスの値引き相場と交渉の順番をどうぞ。

よくある質問

ゲレンデの後部座席は狭いですか?

現行型は全高約1,980mm・ホイールベース2,890mmで、大人2人ならゆったり座れる広さです。3人掛けは真ん中が狭くなりやすいので、試乗で確かめておきましょう。

ベンツGクラスの後部座席はリクライニングできますか?

公式の発表資料では確かめきれていません。背もたれを60:40で倒せることは公式で確認できます。年式で違う可能性もあるので、実車か販売店で確かめてください。

ゲレンデの後ろは揺れますか?

リアがリジッドアクスルのため、段差で後ろが揺れやすいと感じる人もいます。2024年改良型はG 450 dにアダプティブダンピングシステムが標準で、揺れを抑える工夫がされています(公式)。

チャイルドシートは付けられますか?

一般的にメルセデスの後部座席にはISOFIXの取り付け部があります。Gクラスでの位置や数は年式で確かめるのが確実です。

後ろの席に年配の家族は乗れますか?

最低地上高が230mm(G 450 d)あり、乗り降りには高さがあります。取っ手とステップを使えば乗れますが、試乗で一度乗り降りしてもらうと安心です。

中古のW463とW463Aで後部座席は違いますか?

2018年の全面刷新(W463A)で車体が大きくなり、後ろの席のゆとりも増えたと言われます。後部座席を重視するなら、W463AかW465(2024年改良型)から選ぶと探しやすいです。

まとめ

この記事の要点
  • 現行Gクラスの後部座席は、全高約1,980mmで頭上に余裕があり大人2人ならゆったり
  • リクライニングは公式資料で確かめきれていないため、実車で確認する
  • 背もたれは60:40で倒せ、荷室は最大2,010L(G 450 d・欧州参考値)
  • リアはリジッドアクスルで、段差の揺れが気になる人もいる
  • 乗り降りは高さがあるので、年配の家族や子どもは試乗で確かめる
ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラス買いたいドットコム 編集部

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