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『ゲレンデは乗り心地が悪いって聞くけど、本当?』と気になっている方もいますよね。1,800万円を超える車なのに揺れると言われると、ちょっと不安になります。
結論から言うと、2024年改良型(W465)は昔のゲレンデより乗りやすくなっています。ただ、高級セダンのようなふわっとした乗り心地とは別物で、上下の揺れや大きめのタイヤの音は残ります。
この記事を読めば、なぜ揺れると言われるのか、グレードでどう違うのか、少しでも乗り心地を良くする方法が分かります。
ゲレンデの乗り心地は悪い?先に結論
メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)は、オフロードを走るための頑丈な作りを今も守っている車です。そのぶん、路面の段差で体が揺さぶられる感じは乗用車ベースのSUVより出やすいです。
まずは、乗り心地に関わる作りをグレードごとに並べてみます。
| 項目 | G 450 d (ISG) | G 580 with EQ Technology | メルセデスAMG G 63 (ISG) |
|---|---|---|---|
| 骨格 | ラダーフレーム | ラダーフレーム | ラダーフレーム |
| リアの足回り | リジッドアクスル | 年式・仕様で確認 | リジッドアクスル |
| 減衰力の制御 | アダプティブダンピングシステム標準 | 年式・仕様で確認 | AMG ACTIVE RIDE CONTROL |
| 標準タイヤ | 265/60R18(通常仕様) | 275/50R20 | 21インチ |
| 車両重量 | 2,540kg | 3,120kg | 2,570kg |
数字と装備は2024年改良型のメルセデス・ベンツ公式発表とカタログ値です。G 450 d はAMGラインパッケージを付けると20インチになります。
ここで見てほしいのは、タイヤの大きさと足回りの違いです。同じGクラスでも、選ぶ仕様で乗り心地はけっこう変わるんです。

「乗り心地が悪い」と言われるのはなぜ?
理由は、Gクラスの生まれにあります。もともとは悪路を走るための車として1979年に登場しました。
今もはしご型の頑丈なラダーフレームを使い、リアは左右のタイヤが1本の車軸でつながったリジッドアクスルです。岩場や段差では強いのですが、舗装路では片側の段差がもう片側にも伝わりやすいんです。
- 悪路や段差に強く、車体がゆがみにくい
- 3つのデフロックやローレンジで本格的な悪路も走れる
- 長く乗っても車体のしっかり感が保たれやすい
- 段差を越えた時に、ドンという突き上げを感じやすい
- 背が高く重いので、カーブや車線変更で揺れが残りやすい
- 大径タイヤだと路面のザラつきが伝わりやすい
『でも、ベンツなんだから快適なんじゃないの?』と思いますよね。たしかに室内の作りや装備は高級車そのものです。
ただ、足回りの考え方は「どんな道でも走れること」が先にあります。
同じベンツでも、乗り心地の方向はGLEやGLSとは違うと考えておきましょう。比べたい方はベンツGクラスとGLE・GLSの違いも見てみてください。
昔のゲレンデのイメージが残っている
もう1つの理由は、昔のイメージです。2代目のW463は1990年から2018年まで、約28年も作られていました。
中古車で出回っている台数も多く、『ゲレンデは揺れる』という声の中には、古い年式に乗った時の感想も混ざっています。
2018年のW463A、そして2024年改良型(W465)と、乗り心地や静かさには少しずつ手が入ってきました。
今のGクラスを判断するなら、ぜひ現行型で試乗してみてください。歴代モデルの違いはベンツGクラスの歴代モデル一覧で詳しく見られます。
グレードで乗り心地は違う?
違います。足回りの装備とタイヤの大きさ、車の重さがそれぞれ違うからです。
G 450 d はいちばんバランスがいい
G 450 d には、路面に合わせてショックアブソーバーの効き方を変えるアダプティブダンピングシステムが標準です。通常仕様なら18インチのタイヤで、タイヤの厚みがあるぶん段差の当たりがやわらかめです。
AMGラインパッケージを付けると20インチになり、見た目は引き締まります。その代わり、路面の細かな凹凸は伝わりやすくなります。
AMG G 63 はスポーティな方向
メルセデスAMG G 63 には、2024年改良でAMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンションが初めて採用されました。カーブでの車体の傾きを抑える方向の装備です。
AMG DYNAMIC SELECTで8つのモードを選べるので、街中では快適寄りのモードにすると落ち着きます。
21インチのタイヤなので、乗り心地だけで選ぶ車ではないことは覚えておきましょう。G 63 の詳しい中身はメルセデスAMG G 63の価格と性能にまとめています。
G 580 は静かだけれど重い
電気自動車のG 580 with EQ Technology は、エンジンの音や振動がありません。発進や低速での静かさは、3グレードの中でいちばんです。
一方で、車両重量は3,120kgと、G 450 d より580kg重くなります。重さのぶん、段差を越えた後の揺れの収まり方はG 450 d と違って感じるかもしれません。
『静かな車が欲しいけど、ゲレンデの形も好き』という方には、G 580 はちょうどいい答えになるかもしれません。電気自動車ならではの静けさは、乗り心地の印象を大きく変えてくれます。
| グレード | 乗り心地の方向(目安) | こんな人に向く |
|---|---|---|
| G 450 d(18インチ) | 3グレードでいちばん穏やか | 家族を乗せることが多い人 |
| G 450 d(AMGライン20インチ) | 見た目重視でやや硬め | 見た目と快適さを両立したい人 |
| G 580 with EQ | 静かで重厚 | 音の静かさを重視する人 |
| AMG G 63 | 引き締まった硬め | 走りの楽しさを重視する人 |
表は装備とタイヤの大きさから考えた目安で、感じ方には個人差があります。最後は同じ道で乗り比べるのがいちばんです。
ゲレンデにエアサスはある?
『乗り心地のためにエアサスを選べないの?』と考える方も多いですよね。
2026年9月時点の日本仕様のGクラスで、エアサスペンションの設定は公式の発表で確認できません。乗り心地を整える役目は、G 450 d のアダプティブダンピングシステムや、G 63 のAMG ACTIVE RIDE CONTROLが担っています。
社外品で足回りを変えている例はありますが、メーカーの保証や車検との関係に注意が必要です。手を入れる前に、販売店に保証への影響を確かめておきましょう。
実は、エアサスが無いことは悪いことばかりではありません。エアサスは部品が多く、年数がたつと修理が必要になることもある装備です。
ゲレンデは長く乗る人も多い車なので、シンプルな足回りが安心につながる面もあるんです。故障しやすい箇所の話はベンツGクラスの故障しやすい箇所と修理費で詳しく触れています。
うるさい?静かさとロードノイズ
静かさは、2024年改良でかなり手が入ったところです。Aピラーの形を変え、ルーフの前の端にリップスポイラーを付け、吸音材も増やしています(公式)。

それでも、四角いボディは風の音が出やすい形です。高速道路では、流線形のSUVよりも風切り音を感じる場面があります。
- 高速道路で、窓のあたりから風の音がするか
- 荒れた舗装の道で、タイヤの音がどれくらい入るか
- G 450 d なら、アイドリング時のディーゼルの音の大きさ
- G 63 なら、モードごとの排気音の変わり方
G 450 d はディーゼルエンジンですが、走り出してしまえば音はそれほど気になりにくいはずです。G 63 のV8の音は、むしろ楽しみにしている方が多い部分ですよね。
ロードノイズはタイヤの大きさと銘柄でかなり変わります。タイヤ交換の時に静かさを重視した銘柄を選ぶのも1つの手です。
タイヤのサイズと費用はベンツGクラスのタイヤサイズと交換費用で詳しく見られます。
乗り心地を改善する方法はある?
『今の乗り心地をもう少し良くしたい』という方に向けて、手軽なものから順に並べてみました。
- タイヤの空気圧が指定どおりか確かめる(運転席ドアのラベルで確認できる)
- 走行モードを快適寄りのものにする
- 荷室の重い荷物を降ろして、積みっぱなしをやめる
- タイヤ交換の時に、乗り心地や静かさを重視した銘柄を選ぶ
- インチアップしている場合は、純正の大きさに戻すことも考える
まずは空気圧とモードから試してみてください。お金をかけずに変えられるところで、意外と差が出るんです。
見た目のためのリフトアップや大径ホイールは、乗り心地を硬くする方向に働きやすいです。重心が上がると揺れも増えるので、乗り心地を優先するならおすすめしにくいカスタムです。
ホイールの大きさと乗り心地の関係はベンツGクラスのホイールサイズとインチアップ、カスタムの注意点はベンツGクラスのカスタム定番で詳しく触れています。
試乗で乗り心地を確かめるコツ
乗り心地は、短い試乗だと分かりにくいところです。販売店のまわりの平らな道だけだと、『思ったより普通だった』で終わってしまうこともあります。
できれば、段差のある道や荒れた舗装、少し速度の出る道も走らせてもらいましょう。ふだん家族を乗せて走る道に近いほど、買ったあとの感じ方とのズレが小さくなります。
同じ日にG 450 d とG 63 のように別のグレードを乗り比べられると、違いがはっきり分かりますよ。
ファミリーカーとしてはどう?
5人乗りで、全車フルタイム4WDです。雪の日や家族でのキャンプでも頼りになる車ですよね。
ただ、後席に乗る家族の感じ方は、運転する人とは違います。運転する人はハンドルで揺れを予想できますが、後ろの人は突然の揺れに身構えられないからです。
例えば、試乗のあとでこんな会話になる方もいます。
「運転してる分には気にならなかったけど、後ろはどうだった?」
「段差の時にちょっと揺れたかな。でも座り心地はいいよ」
だからこそ、家族で使うなら後席に家族を乗せて試乗してみてください。
チャイルドシートを使う予定なら、乗せ下ろしのしやすさも合わせて見ておくと安心です。後席の広さはベンツGクラスの後部座席の広さと座り心地で詳しく見られます。
| チェックすること | 見るポイント |
|---|---|
| 段差の揺れ | 後席で突き上げがどれくらいか |
| カーブの揺れ | 体が左右に振られないか |
| 乗り降り | 子どもやお年寄りが乗りやすいか |
| 音 | 後席での会話が聞き取りやすいか |
駐車場の広さや車庫との相性も、家族の車選びでは大事です。あわせてGクラスが機械式駐車場や洗車機に入るかの解説で確かめておきましょう。
よくある質問
ベンツGクラスの乗り心地は本当に悪いですか?
2024年改良型は昔のゲレンデより乗りやすくなっていますが、ラダーフレームとリジッドアクスルの作りなので、段差での揺れは乗用車ベースのSUVより出やすいです。
グレードでいちばん乗り心地がいいのはどれですか?
装備とタイヤの大きさから見ると、18インチのG 450 d が穏やかな方向です。静かさを重視するなら電気自動車のG 580 も候補になります。感じ方には個人差があるので試乗で確かめましょう。
ゲレンデにエアサスはありますか?
2026年9月時点の日本仕様で、エアサスペンションの設定は公式の発表で確認できません。G 450 d はアダプティブダンピングシステム、G 63 はAMG ACTIVE RIDE CONTROLが標準です。
高速道路ではうるさいですか?
2024年改良で静かさの対策がされていますが、四角いボディなので風の音は出やすい方です。タイヤの銘柄でもロードノイズは変わります。
乗り心地を改善する方法はありますか?
空気圧の確認、走行モードの切り替え、重い荷物を降ろすことから試してみてください。タイヤ交換の時に乗り心地重視の銘柄を選ぶのも効果的です。
まとめ
- ラダーフレームとリジッドアクスルのため、段差の揺れは出やすい
- 2024年改良型は静かさの対策がされ、昔より乗りやすい
- 18インチのG 450 d が穏やか、G 63 は硬め、G 580 は静かで重厚
- 日本仕様でエアサスの設定は確認できない
- 家族で使うなら後席に家族を乗せて試乗する
悪路での実力はベンツGクラスのオフロード性能、ボディの寸法はベンツGクラスのサイズ一覧で詳しく見られます。乗り心地に納得できたら、ベンツGクラスの値引き相場と交渉の順番もチェックしておきましょう!





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