当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
黒マットのゲレンデを見て、『あれ、かっこいい。でも手入れが大変そう』と思った方も多いですよね。つや消しのGクラスは、見た目の迫力と引きかえに気を使うところがあるんです。
結論から言うと、マットのGクラスで後悔しやすいのは、洗車と傷の補修です。この2つを知ったうえで選べば、後悔はぐっと減らせます。
この記事を読めば、マットカラーの選び方と、手入れ・リセールで気をつけたいところが分かります。
Gクラスのマットブラックは新車で選べる?
まずは、メーカーの塗装としてマットがあるのかをお話しします。
メルセデス・ベンツでは、つや消しの塗装を「マグノ(magno)」と呼んでいます。メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)でも、マグノの色が公式に使われてきました。
| モデル(公式発表) | マット(マグノ)の色 |
|---|---|
| AMG G 63 ローンチエディション(2024年7月) | ナイトブラックマグノ |
| G 580 with EQ Technology Edition 1(2024年10月) | MANUFAKTURオパリスホワイトマグノ/MANUFAKTURサウスシーブルーマグノ |
| 限定車で使われたMANUFAKTURカラー | ダークオリーブマグノ/プラチナムマグノ/オリーブマグノ/オパリスホワイトマグノ/ナイトブラックマグノ/カラハリゴールドマグノ/グリーンヘルマグノ/カッパーオレンジマグノ |
色名はメルセデス・ベンツ日本の公式発表によります。どれも当時の導入仕様や限定車での設定です。
「ゲレンデのマットブラック」は、公式では主にナイトブラックマグノという色です。2026年9月時点の通常モデルで選べるマット色と、その追加料金は確認できていないため、販売店や公式のコンフィギュレーターで確かめておきましょう。
『マットって、別料金なの?』と思いますよね。
参考までに、限定車でMANUFAKTURアガベグリーン(つやありのソリッド色)を選ぶと100万円の追加でした。特別な色は、本体価格にそれなりの上乗せがあると考えておくと安心です。
マットの限定車にはどんなものがあった?
マットの色は、限定車でよく使われてきました。公式に発表された主なものはこちらです。
| 限定車(発売時期) | 価格(当時) | マットの扱い |
|---|---|---|
| AMG G 63 Black Accent Edition(2025年9月) | 3,535万円 | 200台・マット4色 |
| AMG G 63 Offroad Pro Edition(2025年12月) | 3,445万円 | 150台・マット2色 |
メーカー希望小売価格・消費税込(当時)です。どちらも台数を決めた限定車で、今のカタログモデルではありません。
全体の色の一覧はベンツGクラスの色は何色ある?にまとめています。マットの限定車の中身はベンツGクラスの限定車・特別仕様車一覧で見られます。
マットのGクラスで後悔しやすいのはどこ?
ここが一番気になるところですよね。
マット塗装は、表面にわざと細かい凹凸を残して光を散らしています。そのため、つやありの塗装と同じ感覚で扱うと、思わぬ失敗につながることがあるんです。
| 気になるところ | つやありの塗装 | マット塗装 |
|---|---|---|
| 洗車機 | 使える場合が多い | ブラシでむらが出ることがある |
| ワックス・磨き | できる | つやが出てしまい不向き |
| 小さな傷 | 磨いて目立たなくできることも | 磨くと跡が残りやすい |
| 補修の範囲 | 部分補修しやすい | 広い範囲の塗り直しになりやすい |
| 汚れの残り方 | 拭けば落ちやすい | 油分や鳥のフンが染みになりやすい |
ここに書いたのは、マット塗装について一般によく言われることです。扱い方の細かい決まりは、取扱説明書や販売店の案内で確かめておきましょう。

マット塗装は、こすった部分だけを直すのが難しいと言われます。直す時の考え方や費用感は、買う前に販売店で聞いておくと後悔しにくくなります。
例えば、こんな相談はよくあります。
「駐車場で少しこすったんですが、磨けば消えますか?」
「マットなので、磨くとそこだけつやが出てしまうんです。一度見せていただけますか」
マット塗装の洗車はどうすればいい?
『洗車機に入れられないなら、毎回どうするの?』という方も多いはずです。基本は、手洗いでやさしく汚れを落とす形になります。
- たっぷりの水で砂やほこりを先に流す
- マット塗装に使える中性のシャンプーで泡洗いする
- 柔らかいスポンジやクロスで、こすらず押さえるように洗う
- シャンプーを残さないように流す
- 吸水クロスで押さえるように水気を取る
ワックスや研磨剤入りのケミカルは、つやが出てしまうので避けるのが一般的です。コーティングをする場合も、マット塗装に対応したものを選びましょう。
コーティングはしておいた方がいい?
『マットこそコーティングで守りたい』と考える方も多いはずです。マット専用のコーティングなら、つやを出さずに汚れを付きにくくできると言われます。
ただし、つやあり用のコーティングを使うと、マットの質感が変わってしまうことも。施工を頼む時は、マット塗装の経験があるお店か確かめておくと安心です。
鳥のフンや虫の跡は、時間がたつほど落としにくくなります。見つけたら早めに、水でふやかしてからやさしく取るのがコツです。
- 洗車機を使う前に、ブラシの有無と取扱説明書を確かめる
- ワックス・研磨剤入りのケミカルは使わない
- コーティングはマット対応のものを選ぶ
- 鳥のフンや樹液は早めに落とす
停める場所でも差が出る
マット塗装は、一度ついた染みや色あせを磨いて戻すのが難しいと言われます。だからこそ、普段の停め場所が大事なんです。
屋根付きの車庫やカーポートがあると、雨じみや鳥のフン、強い日ざしを避けやすくなります。青空駐車になる方は、ボディカバーの使い方も販売店に相談してみてください。
Gクラスは全高が約1,980mmあるので、屋根を手で洗うには脚立があると便利です。洗車の手間は、つやありの色よりかかると思っておきましょう。
マットはリセールで不利になる?
『売る時に安くなったら嫌だな』と心配になりますよね。結論から言うと、マットだから一律に高い、安いとは言えません。
マットは好みがはっきり分かれる色です。買い手が限られやすい一方で、限定車のマグノ色のように、その色を探している人がいる場合もあります。
- 限定車の人気色で、台数が少ない
- 塗装の状態がきれいに保たれている
- 整備記録や手入れの記録が残っている
- 塗装にむらや磨き跡がある
- 傷を部分補修して、色や質感がずれている
- 買い手が少ない個性的な色
中古でマットのGクラスを見る時は
「ゲレンデ マットブラック 中古」で探している方もいますよね。中古のマットは、前のオーナーの手入れの差がそのまま表に出やすいんです。
- 光を斜めに当てて、むらや磨き跡がないか
- ドアやバンパーの一部だけ質感が違わないか
- メーカー塗装か、ラッピングか
- 屋根付きで保管されていたか
ラッピングでマットにしている車は、はがすと元の色が出てきます。車検証の色の記載とあわせて確かめておきましょう。
どれくらい差が出るかは、年式・グレード・時期で変わります。確かな出典のある数字が無いため、ここでは金額を出しません。

色ごとのリセールの考え方はベンツGクラスのリセールバリューとベンツGクラスの色はリセールで差が出るのかで詳しく書いています。
ラッピングやツートンでマットに近づけるには?
『メーカーのマットは高いし、手入れも不安』という方には、ラッピングという選び方もあります。フィルムを車に貼って、色や質感を変える方法です。
| 比べるところ | メーカーのマット塗装 | マットのラッピング |
|---|---|---|
| 仕上がり | 塗装そのもの | フィルムの質感 |
| 元に戻せるか | 戻せない | はがせば元の色に戻せる |
| 傷がついた時 | 塗装の補修になる | 部分的に貼り直せることも |
| 売る時の考え方 | 色の好みで評価が分かれる | はがして元の色で売る選択もある |
ラッピングの費用や耐久性は、フィルムの種類やお店で大きく変わります。施工前に、はがす時の跡の残り方も聞いておくと安心です。
ツートンカラーも人気がありますよね。ただ、2026年9月時点の通常モデルでメーカーのツートンが選べるかは確認できていません。ラッピングで屋根やボンネットだけ色を変える形が現実的です。
- フィルムの種類と、どれくらい持つか
- はがす時に塗装が傷まないか
- 保証や車検に影響がないか
- 洗車の方法に決まりがあるか
背面のスペアタイヤカバーだけをマットの黒にして、全体を引きしめる方法もあります。選び方はベンツGクラスのスペアタイヤカバーの選び方、ドレスアップ全体はベンツGクラスのカスタム定番をどうぞ。

黒マットとつやありの黒、どちらを選ぶ?
最後に、黒で迷っている方へ。
つやありの黒(オブシディアンブラックなど)は、ローンチエディションでも選べた定番の色です。黒マットは、同じ黒でも重さと迫力が強く出ます。
- 洗車は手洗いでていねいにできる
- 屋根付きの駐車場がある
- 人とかぶりにくい見た目にこだわりたい
黒以外のマットもあります。限定車ではオパリスホワイトマグノやプラチナムマグノ、オリーブ系のマグノなども使われてきました。白やグレーのマットは、黒より砂ぼこりが目立ちにくいと感じる人もいます。
『黒マットにしたいけど、後悔しないか不安』という方は、一度実車を晴れた日と曇りの日に見てみてください。光の当たり方で印象がかなり変わるんです。
つやありの黒の傷や汚れの目立ち方はベンツGクラスの黒は後悔する?で書いています。色を決めたら、値引きの目安はベンツGクラスの値引き相場と限界額で確かめておきましょう。
よくある質問
ベンツGクラスのマットブラックの正式な色名は何ですか?
メルセデス・ベンツでは、つや消し塗装を「マグノ」と呼びます。黒のマットは、AMG G 63 ローンチエディションなどで設定されたナイトブラックマグノです。
今の通常モデルでもマットカラーは選べますか?
2026年9月時点の通常モデルで選べるマット色と追加料金は確認できていません。販売店や公式のコンフィギュレーターで確かめておきましょう。
マット塗装のGクラスは洗車機に入れても大丈夫ですか?
ブラシでむらが出ることがあるため、手洗いが基本と言われます。取扱説明書や販売店の案内に従ってください。
マットのGクラスはリセールが悪いですか?
マットだから一律に安くなるとは言えません。好みが分かれる色である一方、限定車の人気色のように探している人がいる場合もあります。
マットにしたいけど手入れが不安な場合は?
はがせば元の色に戻せるマットのラッピングも選択肢です。費用や耐久性はお店で確かめてみてください。
まとめ
- Gクラスのマットは公式では「マグノ」と呼ばれ、黒はナイトブラックマグノ
- 通常モデルで選べるマット色と追加料金は販売店で確認する
- 後悔しやすいのは洗車と傷の補修で、手洗い・ワックスなしが基本
- リセールはマットだから一律に有利・不利とは言えず、状態と色の人気で変わる
- 手入れが不安ならラッピングで近づける方法もある





コメント