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メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)を選ぶ時、外観と同じくらい気になるのが車内ですよね。『1,800万円以上する車の内装って、実際どうなの?』と思っている方も多いはずです。
結論から言うと、現行のGクラスは、3つのグレードとも内装の基本の装備がかなりそろっています。差が出るのは、シートの素材や内装色、AMGらしい仕立てといった「選び方」の部分なんです。
この記事では、グレードと世代ごとの内装の違いから、ハンドル・装備・広さまでを一つずつ見ていきます。
ゲレンデの内装はどんな雰囲気?
Gクラスの車内は、外観と同じく「四角くて直立した」作りです。窓が立っていて見晴らしがよく、ダッシュボードは横に広い平らな形をしています。
一般的なSUVの車内は、包み込むような丸い形が多いですよね。Gクラスはその逆で、まっすぐな線が多いのが特徴です。
ゲレンデのインテリアでよく話題になる所を並べてみます。
| 内装の特徴 | どんな物か | 乗った時の感じ |
|---|---|---|
| 直立した窓 | フロントガラスや横の窓が立っている | 見晴らしがよく、車の四隅をつかみやすい |
| 横長の画面 | メーターと中央の画面が横に並ぶ | 2018年以降のGクラスの顔 |
| 助手席前のグリップ | 助手席の前に付いた握り手 | オフロード車らしさの象徴 |
| デフロックのスイッチ | フロント・センター・リアの3つ(公式) | 中央付近に並ぶ伝統の装備 |
| 高い着座位置 | 乗り込むと見下ろす視点になる | 乗り降りには一歩よじ登る感じ |
グリップやスイッチの形と位置は、世代や年式で変わっています。実車で一度座ってみると、写真では分からない「高さ」の感覚がつかめます。
例えば、初めて座った人からはこんな声がよく出ます。
「思ったより窓がまっすぐで、外がよく見えるね」
「その代わり、乗り込む時はちょっと高いかも」
グレード別に内装の質感はどう違う?
現行の日本仕様は、G 450 d・G 580 with EQ Technology・メルセデスAMG G 63の3本立てです。価格は2026年9月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)で次のとおりです。
| グレード | 価格 | 動力 | 内装で違いが出やすい所 |
|---|---|---|---|
| G 450 d (ISG) | 1,866万円 | 3.0L直6ディーゼル+ISG | シート素材やAMGラインの有無は仕様で確認 |
| G 580 with EQ Technology | 2,237万円(2025年11月発売時) | 電気自動車(4モーター) | EV専用の表示やG-TURNなどの操作 |
| メルセデスAMG G 63 (ISG) | 2,868万円 | 4.0L V8ツインターボ+ISG | AMG専用の表示や走行モード(計8モード) |
価格差は最大で約1,000万円ありますが、車内の基本の装備は大きく変わりません。2024年改良で、MBUXやBurmester 3Dサウンド、ステアリングヒーターなどが全モデル標準になったからです(公式)。
『じゃあ何に1,000万円の差があるの?』と思いますよね。主な差はエンジンや電池、サスペンションなどの走りの部分なんです。
- MBUXとタッチ式の画面
- Burmester 3Dサウンド
- ワイヤレスチャージング
- ステアリングヒーター
- メーターに出る専用表示
- 走行モードの数
- シートやトリムの標準の仕立て
- 選べる内装色やオプション
G 450 dの導入仕様(ローンチエディション)は、ナッパレザーシート(ダイヤモンドステッチ)が標準でした(公式)。2024年11月以降の通常モデルは、AMGラインパッケージがオプションになっています。
つまり、同じG 450 dでも、仕様によって内装の見た目がかなり違うことがあるんです。見積もりの時は、シートの素材名まで確かめておきましょう。グレード全体の違いはGクラスのグレードの違いで比べています。

世代で内装はこう変わった
中古も含めて考えるなら、世代ごとの内装の違いは大きなポイントです。見た目が似ているGクラスでも、車内はかなり違います。
| 世代 | 時期 | 内装の主な特徴 |
|---|---|---|
| W460 | 1979年〜 | 道具としての作り。装備は最小限 |
| W463 | 1990〜2018年 | 年式とともに高級化。メーターはアナログ中心 |
| W463A | 2018〜2024年 | 全面刷新で横長のワイドスクリーンに |
| W465(2024年改良型) | 2024年7月〜 | MBUX初採用、キーレスゴー・ワイヤレスチャージング標準(公式) |
2018年のW463Aへの刷新で、車内はほぼ別物になりました。W463からW463Aに乗り換えると、広さも画面も一気に今どきの感覚になります。
2024年改良型(W465)は、W463Aの内装をベースにMBUXなどを加えた形です。外から見ると同じでも、操作系はかなり違うんです。

W463Aの前期と後期、W465で画面や操作系が違います。内装を重視するなら、年式だけでなく「MBUXかどうか」を見ると分かりやすいです。
AMG G 63とG 580で車内が違う所
『G 63やG 580に乗ると、車内でも違いが分かる?』と気になる方もいますよね。座ってすぐ分かる違いは、主に表示と操作の部分です。
AMG G 63は、AMG DYNAMIC SELECTで計8モードを選べます(公式)。メーターにもAMGらしい表示が用意されていて、走りの情報を見ながら運転できます。
G 580 with EQ Technologyは電気自動車なので、エンジン回転の代わりに電気の使い方や充電の情報が表示の中心になります。その場で旋回するG-TURNのような、EVならではの操作もあります(公式)。
| グレード | 車内で目に付く違い |
|---|---|
| G 450 d | 標準的なGクラスの表示。走行モードは計7モード(公式) |
| G 580 with EQ | 電費や充電の表示。G-TURNやG-STEERINGの操作(公式) |
| AMG G 63 | AMG専用の表示。走行モードは計8モード(公式) |
細かな画面のデザインやスイッチの形は年式で変わるので、気になる方は試乗の時に見比べてみてください。
ゲレンデのハンドルは右と左どちらがいい?
Gクラスの日本仕様は、右ハンドルと左ハンドルを同じ価格で選べます(公式)。限定車ではハンドル位置が決まっていることもあります。
『輸入車なら左ハンドルの方がいいの?』と迷う方もいますよね。結論から言うと、ふだんの使いやすさなら右ハンドルが楽です。
| 比べる所 | 右ハンドル | 左ハンドル |
|---|---|---|
| 価格 | 同じ(公式) | 同じ(公式) |
| 駐車場の発券機・料金所 | 手が届きやすい | 降りたり身を乗り出したりすることも |
| 追い越しの時の見通し | 日本の道路に合っている | 前の車の右側が見えにくい |
| 雰囲気 | 普通 | 輸入車らしさを好む人も |
売る時の評価は、時期や需要で変わると言われます。ハンドル位置とリセールの関係はここでは断定しないので、気になる方は販売店にも聞いてみてください。
ハンドルそのものは、2024年改良でステアリングヒーターが標準になりました(公式)。冬の朝に手が冷たくならないのは、乗ってみるとありがたい装備です。
- 自宅や職場の駐車場の発券機の位置を思い浮かべる
- 家族も運転するなら、家族が慣れている側を選ぶ
- 限定車はハンドル位置が決まっていないか確かめる
- 試乗でハンドルの太さと握った感じを確かめる
2024年改良で標準になった装備
現行のGクラスは、2024年改良で多くの装備が全モデル標準になりました。公式発表で確認できる物をまとめます。
| 装備 | 何が便利か | 詳しくは |
|---|---|---|
| MBUX(ARナビゲーション含む) | 声とタッチで操作できる | MBUXの記事へ |
| Burmester 3Dサウンド | 立体的に聞こえる音響 | MBUXの記事でも解説 |
| ワイヤレスチャージング | スマホを置くだけで充電 | 収納の記事へ |
| ステアリングヒーター | 冬にハンドルが温まる | このページ |
| キーレスゴー | 鍵を出さずに乗り降りできる | このページ |
| ドライビングアシスタンスパッケージ | 前の車について走るなどの運転支援 | 安全装備の記事へ |
| オフロードコックピット | 傾きや方位など悪路向けの表示 | MBUXの記事でも解説 |
画面の使い方やメーター表示の切り替えはGクラスのMBUX・ワイドスクリーンの使い方で、運転支援の中身はGクラスの安全装備・運転支援で詳しく書いています。
装備が増えた分、画面で操作することも増えました。走行中は映像や文字入力が制限されるので、テレビの扱いはGクラスのテレビキャンセラー・テレビの見方で確かめておきましょう。
小物の置き場所はGクラスの収納・コンソールで、日よけやマットはサンシェード・フロアマットの選び方で書いています。

内装色とMANUFAKTURの選び方
Gクラスの内装は、色と素材の選び方で印象ががらりと変わります。黒一色の落ち着いた車内から、明るい色の華やかな車内まで幅があるんです。
メルセデスには「MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)」という特別注文の仕組みがあります。Gクラスでは2020年8月に「G manufaktur プログラム」が導入され、専用の内装色などを選べるようになりました(公式)。
2026年6月下旬からは、400色を超える内装色を選べる「MANUFAKTUR Made to Measure」の受付も始まっています。ただ、Gクラスが対象に入るかは公式資料で確かめきれていません。
- ジーンズの色移りが目立つことがある
- 子どもの靴や飲み物の汚れが残りやすい
- 売る時の評価は色によって分かれると言われる
- 特別注文は納期が延びることがある
『せっかくなら好きな色にしたい』という気持ちは大事にしてほしいです。そのうえで、汚れ対策のマットやカバーまで考えておくと、後悔しにくくなります。
オプションで何を付けるかはGクラスのオプションは何を付ける?で詳しく比べています。
前席・後席・荷室の広さ
車内の広さは、内装の満足度に直結しますよね。Gクラスの寸法は次のとおりです(現行型・公式カタログ値)。
| 項目 | G 450 d(通常) | G 580 with EQ | AMG G 63 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,670mm | 4,680mm | 4,690mm |
| 全幅 | 1,930mm | 1,985mm | 1,985mm |
| 全高 | 1,980mm | 1,990mm | 1,985mm |
| ホイールベース | 2,890mm | 2,890mm | 2,890mm |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 |
| 荷室容量(欧州参考値) | 575〜2,010L | 555〜1,990L | 575〜2,010L |
前席は高さと幅にゆとりがあり、大人2人でも窮屈さを感じにくい広さです。全高が約1,980mmあるので、頭上の余裕も十分あります。
後席は5人乗りで、背もたれは60:40で分けて倒せます(公式)。座り心地やリクライニングの話はGクラスの後部座席の広さと座り心地で詳しく書いています。
荷室は、後席を倒すと2,000L前後まで広がります(欧州参考値)。積める物の具体例はGクラスの荷室の広さでまとめています。
- 試乗の前に、よく乗せる人数と荷物を書き出す
- 運転席と後席の両方に実際に座ってみる
- 乗り降りの高さを、家族の目線で確かめる
- シート素材と内装色を見積書の名前で確かめる
- 標準装備とオプションの線引きを販売店に聞く
見積もりの段階で装備をはっきりさせておくと、値引きの交渉もしやすくなります。交渉の順番はベンツGクラスの値引き相場と交渉の順番をどうぞ。
よくある質問
ベンツGクラスの内装はグレードでどれくらい違いますか?
2024年改良でMBUXやBurmester 3Dサウンドなどが全モデル標準になったため、基本の装備の差は小さめです。差が出やすいのはシートの仕立て、内装色、専用の表示や走行モードです。
ゲレンデのハンドルは右と左で価格が違いますか?
日本仕様の現行Gクラスは、右ハンドルと左ハンドルが同じ価格です(公式)。限定車ではハンドル位置が決まっている場合があります。
W463AとW465で内装は違いますか?
見た目の雰囲気は近いですが、W465(2024年改良型)はMBUXを初採用し、キーレスゴーやワイヤレスチャージングなどが標準になりました(公式)。操作系はかなり違います。
ゲレンデの車内は広いですか?
全高約1,980mm・ホイールベース2,890mmで、前席の頭上や肩まわりにはゆとりがあります。乗車定員は5名で、荷室は欧州参考値で575〜2,010Lです(G 450 d)。
内装色は後から変えられますか?
一般的に、新車の内装色は注文時に決めます。後から張り替えることもできますが費用がかかるので、注文前に実物の色見本で確かめておくと安心です。
まとめ
- Gクラスの車内は外観と同じ四角く直立した作りで、見晴らしがよい
- 2024年改良でMBUX・Burmester・ステアリングヒーターなどが全モデル標準
- グレード差はシートの仕立て・内装色・専用表示や走行モードに出やすい
- 右ハンドルと左ハンドルは同価格。ふだん使いなら右ハンドルが楽
- 明るい内装色や特別注文は、汚れ対策と納期まで考えて選ぶ





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