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メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)を検討していると、『輸入車だし、税金も高いのかな』と気になりますよね。毎年かかるお金なので、ざっくりでも先に知っておきたいところです。
結論から言うと、Gクラスの税金は国産車と同じルールで決まり、輸入車だから高くなるわけではありません。自動車税は年額でG 450 d が50,000円、AMG G 63 が66,500円、電気自動車のG 580 が25,000円です。
この記事では、自動車税と重量税の違い、買った年に払う月割りの額、払う時期まで順に見ていきます。
ゲレンデの自動車税はいくら?
自動車税(種別割)は排気量で決まります。いちばん安いのは電気自動車のG 580 で年25,000円、いちばん高いのはV8のAMG G 63 で年66,500円です。
いまの日本仕様は3グレードです。総排気量と自動車税をまとめると、次のようになります。
| グレード | エンジン・動力 | 総排気量 | 税率の区分 | 自動車税(年額) |
|---|---|---|---|---|
| G 450 d (ISG) | 3.0L直6ディーゼルターボ | 2,988cc | 2.5L超3.0L以下 | 50,000円 |
| メルセデスAMG G 63 (ISG) | 4.0L V8ツインターボ | 3,982cc | 3.5L超4.0L以下 | 66,500円 |
| G 580 with EQ Technology | モーター×4(電気自動車) | なし | 1.0L以下と同じ区分 | 25,000円 |
税額は、2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。排気量は2024年改良型(W465)のメルセデス・ベンツ公式カタログ値です。
『G 450 d はISG付きだから、ハイブリッドで安くなる?』と思う方もいるかもしれません。自動車税は排気量で決まるので、ISGが付いていても区分は2.5L超3.0L以下のままなんです。

G 580 はなぜ安い?
電気自動車にはエンジンが無く、排気量がありません。そのため、自動車税はいちばん下の区分と同じ25,000円になります。
車両価格は2026年9月時点で2,237万円(2025年11月値・メーカー希望小売価格・消費税込)とG 450 d の1,866万円より高いのに、税金は半分です。ここは意外に感じる方も多いはずです。
G 580 の詳しい話はG 580 with EQ テクノロジーは買いかで見られます。
重量税はいくら?自動車税との違い
自動車税と重量税は、名前が似ていても別の税金です。違いを表にしておきます。
| 自動車税(種別割) | 自動車重量税 | |
|---|---|---|
| 何で決まる | 排気量(EVは一律) | 車両重量 |
| 払う相手 | 都道府県 | 国 |
| 払う時期 | 毎年(5月ごろ通知) | 新車登録時と車検ごと |
| 払い方 | 納税通知書で自分で払う | 車検の費用に含めて払う |
重量税は、車両重量0.5tごとに区分が分かれています。Gクラスはどのグレードも重いので、上の方の区分に入ります。
| グレード | 車両重量(公式) | 重量税の区分 |
|---|---|---|
| G 450 d(通常仕様) | 2,540kg | 2.5t超3.0t以下 |
| G 450 d(AMGライン) | 2,560kg | 2.5t超3.0t以下 |
| メルセデスAMG G 63 | 2,570kg | 2.5t超3.0t以下 |
| G 580 with EQ | 3,120kg | 3.0t超3.5t以下 |
自動車税とは逆に、重量税ではG 580 がいちばん上の区分になります。電池を積んでいる分、3,120kgと重いからです。
重量税の額は、エコカー減税などが使えるかどうかで変わります。この記事では区分だけを載せています。新車なら販売店の見積もり、車検なら車検の見積もりに金額が載っているので、そこで確かめてください。
買った年の自動車税は月割りでいくら?
新車で買った年は、登録した月の翌月から3月までの分を、月割りで払います。購入時の見積もりの「諸費用」に入っているのがふつうです。
例えばこんな会話になります。
「見積もりに自動車税が入っているのはなぜですか?」
「登録の翌月から3月までの分を、先にいただく形なんです」
登録月ごとの目安を、年額から計算しました。減税の特例などは含めていない、単純な月割りの計算値です。
| 登録した月 | 払う月数 | G 450 d | AMG G 63 | G 580 |
|---|---|---|---|---|
| 4月 | 11か月 | 約4.6万円 | 約6.1万円 | 約2.3万円 |
| 7月 | 8か月 | 約3.3万円 | 約4.4万円 | 約1.7万円 |
| 10月 | 5か月 | 約2.1万円 | 約2.8万円 | 約1.0万円 |
| 1月 | 2か月 | 約0.8万円 | 約1.1万円 | 約0.4万円 |
3月に登録すると、その年度の月割り分はかかりません。ただ、4月1日の時点で持っていれば、5月ごろに1年分の通知が届きます。
『3月登録だと得するの?』と考える方もいますよね。確かに月割り分は減りますが、納期は販売店の状況で決まることも多いです。
登録月だけで買い時を決めるのはおすすめしません。
買い時の考え方はベンツGクラスの買い時はいつ?で詳しく見られます。
自動車税は、4月1日に車検証の所有者(ローンの場合は使用者)になっている人に1年分がかかります。3月末に乗り換えを考えている方は、登録日が4月にずれ込まないか販売店と確かめておきましょう。
自動車税はいつ、どうやって払う?
毎年の自動車税は、5月ごろに届く納税通知書で払います。納期限はおおむね5月末で、都道府県によって少し違うことがあります。
- 5月ごろに届く納税通知書を受け取る
- 金融機関・コンビニ・スマホ決済などで期限までに払う
- 支払いの記録(領収書や決済の画面)を残しておく
- 車検の時期が近ければ、納税済みかどうかを確かめておく
いまは納税の確認がオンラインでできる場面も増えています。それでも、払い忘れていると車検が受けられないことがあるので、期限内に払っておきましょう。
法人で持つ場合、自動車税は会社の経費として扱えるのが一般的です。細かな処理はベンツGクラスは経費で落とせる?で触れています。
購入時の諸費用に入る税金はほかにもある
新車を買う時は、自動車税の月割り分と重量税のほかに、取得した時にかかる税(環境性能割)も見積もりに入ります。これは車の価格や燃費性能で決まるため、グレードや仕様で額が変わります。
『見積もりの諸費用が思ったより多い』と感じたら、税金の行と、販売店の手数料の行を分けて見てみてください。税金は値引きの対象になりませんが、手数料の中には相談できるものもあります。
| 見積もりの行 | 種類 | 値引きの相談 |
|---|---|---|
| 自動車税(月割り) | 税金 | できない |
| 自動車重量税 | 税金 | できない |
| 環境性能割 | 税金 | できない |
| 自賠責保険料 | 法定の保険料 | できない |
| 登録・納車などの手数料 | 販売店の費用 | 内容によって相談できる |
見積もりの見方は見積もりの見方|総額のどこで差がつくか、乗り出しの総額は乗り出し価格はいくら?で詳しく見られます。
中古のGクラスで気をつけることは?
中古で買う時は、いまの3グレードと違う税額になることがあります。ポイントは「排気量」と「最初に登録した時期」です。
- 車検証の総排気量の欄を見る(W463AのG 350 d やG 400 d、G 550 などは区分が変わる)
- 初度登録の年月を見る(2019年9月以前に登録された車は、税率が今より少し高い区分になる)
- 初度登録から長い年数がたった車は、税が重くなる仕組みがある
- 購入時の見積もりに、未経過分の自動車税相当額が入っているか確かめる
年数がたった車にかかる税の上乗せの基準は、総務省や都道府県の案内で確認できます。クラシックなW460やW463を検討している方は、ここも計算に入れておきましょう。
旧型を買う時の注意はクラシックGクラスを買う前に、中古車の選び方はベンツGクラスの中古車の選び方で見られます。
法人名義と個人名義で税額は変わる?
自家用であれば、法人名義でも個人名義でも自動車税の額は同じです。税額を決めるのは排気量と登録時期で、持ち主の種類ではありません。
手放す時の税金はどうなる?
売却や乗り換えで手放すと、その年度に払った自動車税の残りの月の分は、買取額や下取り額の中で調整されることが多いです。見積もりの内訳に「自動車税の未経過分」が入っているか、確認してみてください。
税金を含めた年間の負担は?
税金だけでなく、燃料代と合わせて見ると、グレードの差がよりはっきりします。
| グレード | 自動車税(年額) | 年1万kmの燃料・電気代(計算値) | 合計 |
|---|---|---|---|
| G 450 d (ISG) | 50,000円 | 約12.8万円 | 約17.8万円 |
| メルセデスAMG G 63 (ISG) | 66,500円 | 約27.2万円 | 約33.9万円 |
| G 580 with EQ | 25,000円 | 約8.1万円 | 約10.6万円 |
燃料代は、WLTCモード燃費(G 450 d 11.7km/L、G 63 6.8km/L、G 580 262Wh/km)と、軽油150円/L・ハイオク185円/L・電気31円/kWhの仮の単価で計算しています。
税金の差は年1.6万円ほどでも、燃料代を足すと差が大きく開くんです。

燃費の詳しい話はベンツGクラスの実燃費はどれくらい?、維持費全体はベンツGクラスの維持費は年間いくら?で見られます。
G 450 d はAdBlueの補充代も少しかかります(AdBlueの補充の時期・費用)。
車検の時にまとめて払うもの
重量税と自賠責保険は、車検の時にまとめて払います。新車から3年間は「メルセデス・ケア」で点検・整備の工賃と部品が無償ですが、税金と保険料は対象外です。
保証で無償になる範囲は新車保証・メンテナンスプログラム、車検の費用は車検費用の目安にまとめています。
購入時の諸費用まで含めて総額を下げたい方は、ベンツGクラスの値引き相場と限界額もチェックしてみてください!
よくある質問
ベンツGクラスの自動車税はいくらですか?
2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車なら、G 450 d が年50,000円、メルセデスAMG G 63 が年66,500円、G 580 with EQ Technology が年25,000円です。
輸入車だと税金は高くなりますか?
高くなりません。輸入車でも、国産車と同じく排気量と車両重量で税額が決まります。
重量税はいくらですか?
G 450 d とG 63 は2.5t超3.0t以下、G 580 は3.0t超3.5t以下の区分です。金額は減税の扱いで変わるので、販売店や車検の見積もりで確かめてください。
G 450 d はISG付きなので自動車税が安くなりますか?
自動車税は排気量で決まるため、ISGが付いていても2.5L超3.0L以下の区分で年50,000円です。
中古のGクラスの自動車税は同じですか?
排気量と初度登録の時期で変わります。2019年9月以前に登録された車は税率の区分が違い、長い年数がたった車は税が重くなる仕組みもあります。
まとめ
- 自動車税はG 450 d 50,000円、G 63 66,500円、G 580 25,000円
- 輸入車でも税の計算は国産車と同じ
- 重量税はG 450 d とG 63 が2.5t超3.0t以下、G 580 が3.0t超3.5t以下
- 新車の年は登録の翌月から3月までを月割りで払う
- 中古は排気量と初度登録の時期で税額が変わる





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