ベンツGクラスはなぜ高い?値段の理由と一番高いGクラス

岩場の山道を登るGクラス

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ゲレンデの値段を見て、思わず二度見した方も多いはずです。『同じくらいの大きさのSUVなら、もっと安い車があるのに』と感じますよね。

結論から言うと、Gクラスが高いのは「作り方が特殊なこと」「本格オフロード車の装備を全部持っていること」「この数年で値上がりが続いたこと」の3つが重なっているからです。この記事では、その中身と、一番高いGクラス・一番安く乗る方法まで数字で見ていきますね。

目次

Gクラスの値段はいまいくら?

まずは、いまの新車価格を確認しておきましょう。メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)の通常モデルは3グレードです。

グレード価格(2026年9月時点)パワートレイン
G 450 d (ISG)1,866万円3.0L直6ディーゼル+ISG
G 580 with EQ Technology2,237万円(2025年11月値)電気自動車
メルセデスAMG G 63 (ISG)2,868万円4.0L V8ツインターボ+ISG

価格はメーカー希望小売価格(消費税込)です。いちばん安いG 450 dでも1,866万円なんです。

先に結論
  • 新車の通常モデルは1,866万〜2,868万円(2026年9月時点)
  • 高い理由は、特殊な作り方、オフロード装備、値上がりの3つ
  • 一番高いのは限定車で、AMG G 63 Black Accent Editionの3,535万円(当時)

グレードごとの違いは Gクラスのグレード比較 で詳しく見られます。

高い理由の1つ目は、作り方がほかのSUVと違うこと

Gクラスが高い一番の理由は、作り方そのものにあります。いまどきの多くのSUVは、乗用車と同じように車体と骨組みが一体になった作りです。

一方のGクラスは、昔ながらのラダーフレームの上に車体を載せています。はしご型の頑丈な骨組みで、トラックや本格的なオフロード車と同じ考え方なんです。

『それって古いやり方じゃないの?』と思いますよね。ただ、岩場や悪路で車体がねじれにくいのは、このラダーフレームのおかげです。

生産はオーストリアのグラーツで、マグナ・シュタイアという工場が手がけています。大量生産の乗用車とは違うラインで作られる車なんです。

しかも、基本の形は1979年の初代(W460)から大きく変えていません。四角いボディと角ばったドアを守りながら、中身だけを新しくしてきた車なんです。

古い形を保ったまま最新の安全装備や電動化を入れるのは、ゼロから作るより手間がかかります。その積み重ねも、価格に乗っていると考えると分かりやすいですよ。

AMGはエンジンも手組み

メルセデスAMG G 63のV8エンジンは「One Man, One Engine」の方式で、職人1人が1基を組み上げます。手間のかかる作り方も、値段に表れています。

2つ目は、本格オフロード車の装備を全部持っていること

Gクラスには、悪路を走るための装備が標準で付いています。見た目は街乗りの高級車でも、中身は本気のオフロード車なんです。

装備何ができるか
ラダーフレーム悪路で車体がねじれにくい
3つのデフロック(前・中央・後)タイヤが空転しても前に進める
ローレンジ(減速比2.93)急な坂や岩場をゆっくり力強く進める
リジッドアクスル(後輪)段差でもタイヤが地面をつかみやすい
トランスペアレントボンネット車の真下や前の路面をカメラで見られる

前・中央・後の3か所すべてのデフロックは、本格派のオフロード車ならではの装備です。これを高級車の内装と一緒に積んでいるのが、Gクラスの特別なところです。

Gクラスが高い3つの理由の図解

例えば、こんなやり取りを想像してみてください。

「街乗りしかしないなら、ここまでの装備は要らないのでは」
「使わなくても、この装備を全部持っていることが価値なんです」

使う使わないは人それぞれですが、装備の分だけコストがかかっているのは確かです。

さらに2024年の改良で、トランスペアレントボンネットとオフロードコックピットが標準になりました。オフロードの装備は、改良のたびにむしろ増えてきたんです。

3つ目は、この数年で値上がりが続いたこと

実は、Gクラスはここ数年でかなり値上がりしています。2018年に新型(W463A)が日本で発表された時、G 550は1,562万円でした(当時・消費税込)。

いまのG 450 dは1,866万円です。グレードも装備も違うので単純には比べられませんが、入り口の価格が大きく上がったことは分かりますよね。

時期G 450 d 通常モデルAMG G 63
2024年11月1,824万円2,820万円
2025年6月1,844万円未確認
2025年11月1,857万円2,862万円
2026年7月改定後1,866万円2,868万円

2024年改良型(W465)だけで見ても、G 450 dは2024年11月から2026年7月までに42万円上がりました。改良のたびに装備が増え、価格も少しずつ上がってきたんです。

2024年の改良では、全モデルにISG(48Vの電気システム)が付きました。MBUX、キーレスゴー、Burmesterの3Dサウンドなども標準になっています。

値上がりの中身として増えた主な装備(2024年改良)
  • ISG(48V電気システム)を全モデルに搭載
  • MBUXをGクラスで初めて採用
  • ワイヤレスチャージング・ステアリングヒーターを標準化
  • 運転支援のドライビングアシスタンスパッケージを刷新
Gクラスの価格推移の図解

一番高いGクラス・最高級モデルはどれ?

『じゃあ一番高いGクラスはいくらなの?』と気になりますよね。通常モデルで一番高いのは、AMG G 63の2,868万円です。

限定車まで含めると、さらに上があります。W465以降の限定車を高い順に並べるとこうなります。

順位限定車価格(当時・消費税込)
1AMG G 63 Black Accent Edition3,535万円
2AMG G 63 Edition Performance3,440万〜3,500万円
3AMG G 63 Offroad Pro Edition3,445万円
4G-Class Past II Future3,000万円
5G 450 d Edition STRONGER THAN THE 1980s2,700万円

Edition Performanceは仕様で価格に幅があり、上限の3,500万円で並べています。どれも台数限定で、いま新車で買える車ではありません。

一番高いGクラスと一番安いGクラスの図解

限定車の中身は Gクラスの限定車一覧 にまとめています。

通常モデルの価格と混ぜない

限定車の価格は、そのモデルの発表時の価格です。いま注文できる通常モデルの見積もりとは別物として見ておきましょう。

一番安いグレードは?安くゲレンデに乗る方法

新車で一番安いのは、ディーゼルのG 450 dで1,866万円です。燃費は11.7km/L(WLTC)で、自動車税も年50,000円とAMG G 63の年66,500円より抑えられます。

中身は G 450 dの解説 で詳しく見られます。電気自動車のG 580は自動車税が年25,000円と最も安いので、G 580 with EQの解説 も比べてみてください。

『もっと安く乗りたい』という方は、中古も選択肢になりますよね。W463A(2018〜2024年)のG 350 dやG 400 d、さらに前のW463は、新車より抑えた予算で探せます。

中古で安く乗るいいところ
  • 新車の納期を待たずに乗れる
  • 予算を数百万円単位で下げられることがある
気をつけたいところ
  • 古い年式ほど修理や部品代がかさみやすい
  • メルセデス・ケアの残り期間が短いか、切れていることがある
  • 年式で装備が大きく違い、MBUXやISGは2024年改良から

中古の価格は年式や走行距離、色で大きく変わります。相場より目立って安い車ほど、整備記録と保証の残りをしっかり確かめておきましょう。

買った後の維持費も高い?

『本体が高いなら、維持費も相当かかるのでは』と心配になりますよね。税金と燃費をグレードごとに並べておきます。

項目G 450 dG 580 with EQAMG G 63
自動車税(年)50,000円25,000円66,500円
重量税の区分2.5t超3.0t以下3.0t超3.5t以下2.5t超3.0t以下
燃費・電費(WLTC)11.7km/L(軽油)262Wh/km6.8km/L(ハイオク)
新車保証3年走行無制限5年または10万km3年走行無制限

自動車税は排気量で決まるので、輸入車だからといって国産車より高くなるわけではありません。G 450 dの年50,000円は、同じ3.0Lクラスの国産車と同じ額です。

実は、新車から3年間は「メルセデス・ケア」で定期メンテナンスの工賃と部品も無償になります。G 580は「EQケア」で5年または10万kmまでです。

重量税の金額は減税の扱いで変わるので、見積もりで確かめておきましょう。維持費の内訳まで知りたい方は、グレードごとの解説もあわせて読んでみてください。

高いのは本体と消耗品

税金は国産車と同じルールでも、20インチ前後のタイヤやブレーキなど消耗品は大きめのサイズになります。交換の時期が来たら、費用は早めに見積もっておくと安心です。

新車を少しでも安く買うには

高い車だからこそ、買い方で総額が変わります。値引きは時期や販売店で変わるので、決まった額はありませんが、進め方にはコツがあります。

総額を抑える手順
  1. 欲しいグレードと必要なオプションを先に決める
  2. 正規販売店で、同じ条件の見積もりを取る
  3. 本体価格だけでなく、諸費用とオプションを含めた総額で比べる
  4. 今の車がある人は、下取りと買取の金額も並べておく

店頭ではこう聞くと話が進めやすいです。

「オプション込みの乗り出し総額で見積もりをお願いします」
「下取りと別にした場合の金額も教えてください」

ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツGクラスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの目安や交渉の順番は、Gクラスの値引き相場と限界額 で紹介しています。

よくある質問

ベンツGクラスはなぜ高いのですか?

ラダーフレームなど特殊な作り方、3つのデフロックなどオフロード装備を全部持っていること、そしてこの数年の値上がりが重なっているためです。

一番高いGクラスはいくらですか?

通常モデルではAMG G 63の2,868万円(2026年9月時点)です。限定車ではAMG G 63 Black Accent Editionの3,535万円(当時)がW465以降で最も高い価格でした。

一番安いグレードはどれですか?

新車ではG 450 dの1,866万円(2026年9月時点)が最も安いグレードです。

ゲレンデを安く買う方法はありますか?

中古車を選ぶか、新車なら総額で複数の見積もりを比べるのが基本です。中古は保証の残りと整備記録を確かめましょう。

Gクラスの値段は今後も上がりますか?

今後の価格改定は公表されていません。2024年11月から2026年7月までは、改定のたびに少しずつ上がってきました。

まとめ

この記事の要点
  • Gクラスの新車は1,866万〜2,868万円(2026年9月時点)
  • 高い理由はラダーフレームなどの作り方、オフロード装備、値上がりの3つ
  • G 450 dは2024年11月から2026年7月までに42万円値上がりした
  • 一番高いのは限定車のAMG G 63 Black Accent Edition(3,535万円・当時)
  • 安く乗るなら中古も選択肢だが、保証と整備記録を確かめる
ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラス買いたいドットコム 編集部

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