ベンツGクラスのカブリオレ・オープンモデルは日本で買える?

幌を開けた古い世代の四角いオープンSUVを写したGクラスのカブリオレ記事のアイキャッチ

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屋根が開くゲレンデを街で見かけて、『あれって今でも買えるの?』と気になった方もいますよね。メルセデス・ベンツ Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)には、たしかにオープンの時代がありました。

結論から言うと、2026年9月時点の日本の正規ラインアップに、Gクラスのカブリオレはありません。新車で買えるのは5ドアの屋根付きボディだけです。

この記事を読めば、カブリオレやショート、ロング、六輪といった「いろいろなGクラス」の正体と、今どう手に入れられるかが分かります。

目次

ゲレンデのカブリオレは新車で買える?

まずは一番知りたいところからお話しします。

現行の日本仕様は、2024年7月に発売された2024年改良型(W465)です。グレードはG 450 d (ISG)、G 580 with EQ Technology、メルセデスAMG G 63 (ISG)の3本立てです。

どれも5ドア・5人乗りの屋根付きで、全車フルタイム4WDです。右ハンドルと左ハンドルは同じ価格で選べます。

項目2026年9月時点の日本正規ラインアップ
現行の型式W465(2024年改良型)
ボディ5ドア・屋根付きのみ
カブリオレ(オープン)設定なし
ショート(3ドア)設定なし
ロングボディ(延長版)設定なし
商用のプロフェッショナル設定なし
乗車定員5名(全車)

メルセデス・ベンツ日本の公式発表をもとにしています。限定車でもオープンの設定は確認できていません。

先に結論

2026年9月時点で、Gクラスのオープンカーを日本の正規販売店で新車注文することはできません。手に入れる方法は、過去に作られた車を中古で探すことになります。

『じゃあ新型のカブリオレは出ないの?』と思いますよね。2026年10月時点で、日本向けに新しいカブリオレが発表されたという情報は確認できていません。

今買えるグレードの全体像はベンツGクラスのグレードの違いを一覧で比較にまとめています。

カブリオレはいつの時代にあったの?

Gクラスのオープンは、主に古い世代のショートボディで作られていました。

初代のW460(1979年〜)から2代目のW463(1990〜2018年)までは、ボディの種類が今よりずっと多かったんです。屋根の部分が幌になったタイプがあり、これが「カブリオレ」や「コンバーチブル」と呼ばれています。

世代型式時期オープンの扱い
初代W4601979年〜幌のタイプがあった
2代目W4631990〜2018年ショートのカブリオレがあった
3代目W463A2018〜2024年5ドアのみ
現行W4652024年〜5ドアのみ

2018年に登場したW463Aからは、カブリオレもショートも作られていません。今のGクラスは、5ドアに絞られた形なんです。

細かい生産年や台数は国や仕様で違い、ここでは数字を出しません。年式を確かめたい時は、車検証の型式を見るのが確実です。

ベンツGクラスの世代ごとのボディの種類とオープンの有無を並べた図解

世代ごとの見分け方はベンツGクラスの歴代モデル一覧で詳しく書いています。古いGクラスを狙うならクラシックGクラスを買う前にも役に立ちます。

ショートとロングは何が違う?

「ゲレンデ ショート」「ゲレンデ ロング」という言葉もよく見かけますよね。

昔のGクラスには、ドアが2枚の「ショート」と、ドアが4枚の「ロング」がありました。ここでいうロングは、5ドアの標準ボディのことなんです。

ロング(5ドア)
  • 後ろの席に乗り降りしやすい
  • 荷室が広い
  • 今の現行型はこの形
ショート(3ドア)
  • 後ろの席に乗るには前席を倒す
  • 荷室が小さい
  • 現行の正規ラインアップには無い

つまり、今のGクラスは昔の言い方でいう「ロング」の形です。現行型の全長はG 450 d(通常仕様)で4,670mm、ホイールベースは2,890mmです(2026年9月時点・公式)。

『ロングとショートで迷っている』という方は、実は選ぶ必要がありません。新車で選べるのは5ドアだけだからです。

中古車サイトの「ロング」表記に注意

中古車サイトでは「Gクラス ロング」と書かれていても、特別に車体を延ばした車とは限りません。掲載のカテゴリ名として「ロング」が付いているだけの場合があります。

表記だけで判断しない

「ロング」と書かれた中古車を見る時は、ドアの枚数と年式を写真と車検証で確かめておきましょう。特別なロングボディだと思って高く払うのは避けたいところです。

ショートボディの中古を見かけたら

3ドアのショートは、今では中古でしか手に入りません。年式がかなり古い車も多いので、見た目の好みだけで決めないのが大事です。

『ショートの方がかわいいし、取り回しも楽そう』と感じる方もいますよね。たしかに全長は短くなりますが、横幅や高さは5ドアと大きく変わらない場合があります。駐車場に入るかは、車検証の寸法で確かめておきましょう。

後ろの席を使う機会が多いご家庭だと、前席を倒して乗り降りするのは思ったより手間です。家族で使う時間が長いなら、5ドアの方が毎日はラクなんです。
現行型のサイズの詳しい一覧はベンツGクラスのサイズ一覧にあります。

ランドレー・六輪・ピックアップは何者?

「ゲレンデ ランドレー」「ゲレンデ 六輪」「ゲレンデ トラック」と調べると、見慣れない姿のGクラスが出てきます。

これらは、通常のカタログモデルとは別に作られた特別な車です。日本の正規販売店で新車として選べるものではありません。

呼び名どんな車か日本の正規新車
ランドレー後ろの席の屋根だけ開く、ショーファー向けの特別車設定なし
六輪(6×6)タイヤが6本ある大型のオフロード特別車設定なし
ピックアップ・トラック荷台が付いた形。業務用の派生(W461)などで見られた設定なし
プロフェッショナル商用・作業向けの仕様設定なし

どれもごく少数しか作られていない車です。生産台数や当時の価格は、確かな出典が見つからないものはここでは書きません。

『見かけたことがあるけど、あれは本物?』と聞かれることがあります。

ランドレーや六輪は、海外のイベントや展示で見ることがほとんどです。日本の公道で見かけた場合は、カスタムで似せた車の可能性もあります。

「PROFESSIONAL」という名前の限定車

最近の日本では、AMG G 63 Offroad Pro Editionのように、ルーフラゲッジなどを付けた限定車に「PROFESSIONAL」の装備名が使われています。商用車のプロフェッショナルとは別物です。

カスタムで似せた車を見分けるには

最近は、現行のGクラスに荷台風のパーツを付けたり、6輪風に仕上げたりするカスタムもあります。見た目だけでは、メーカーが作った車かどうか分かりにくいんです。

本物かどうかを確かめる時に見るところ
  • 車検証の型式と車名
  • 正規輸入車か並行輸入車か
  • 改造の内容が車検証に記載されているか

中古で「特別な仕様」とうたう車を見る時は、この3つを確かめてから値段を考えてみてください。
限定車の一覧はベンツGクラスの限定車・特別仕様車一覧で見られます。

中古のカブリオレを探す時に確かめたいこと

どうしてもオープンのゲレンデに乗りたい、という方もいますよね。その場合は中古車を探すことになります。

ただ、カブリオレは古い世代の車です。今のGクラスと同じ感覚で選ぶと、思わぬ出費につながることもあります。

中古のカブリオレを見る時のチェック
  • 幌に破れ・色あせ・縮みがないか
  • 雨の後に室内やトランクが濡れていないか
  • 幌の開け閉めがスムーズにできるか
  • 正規輸入車か並行輸入車か(保証や部品の手配に関わる)
  • 整備記録が残っているか

幌は布でできているので、年数とともに傷みます。張り替えの費用は車の状態や業者で変わるため、買う前に見積もりを取っておくと安心です。

例えば、販売店でこんなやりとりがあったとします。

「幌の状態はどうですか?」

「張り替え歴は記録がないので、現車で一緒に見ていただけますか」

こう返ってきたら、晴れた日だけでなく雨の後の状態も見せてもらえるか聞いてみてください。

買ったあとにかかりやすいお金

古いオープンカーは、車両価格のほかにお金がかかる場面が出てきます。どれも車の状態で大きく変わるため、ここでは金額を出しません。

かかりやすいもの中身
幌の手入れ・張り替え布の傷みや雨漏りを直す
古い部品の手配世代が古いほど部品が見つかりにくいことも
消耗品の交換ゴム類・ブッシュ類など年数で傷むもの
保管場所屋根付きの車庫があると幌が長持ちしやすい

『車両は安く見つかったのに、整備で思ったより払った』という話は、古い輸入車ではよく聞きます。購入前に、整備を頼むお店をあわせて探しておくと安心です。

中古のGクラスカブリオレを見る時に確かめたいポイントをまとめた図解

正規輸入車と並行輸入車の違いは正規ディーラーと並行輸入どちらで買う?でまとめています。中古全体の選び方はベンツGクラスの中古車の選び方をどうぞ。

屋根付きの現行Gクラスで気持ちよく乗るには?

『オープンは欲しいけど、古い車は不安』という方も多いはずです。その場合は、現行の屋根付きGクラスを選ぶのが現実的です。

屋根は開きませんが、保証や運転支援がそろっていて、毎日安心して乗れるのは現行型の良さなんです。新車ならメルセデス・ケア(3年・走行無制限)が付きます。G 580はEQケア(5年または10万km)です。

現行の3グレードは、それぞれ性格がはっきり分かれています。

比べるところG 450 dG 580 with EQAMG G 63
価格(2026年9月時点)1,866万円2,237万円2,868万円
動力3.0L直6ディーゼル+ISGモーター4基4.0L V8ツインターボ+ISG
最高出力367PS587PS(システム)585PS
WLTCモード11.7km/L262Wh/km(一充電530km)6.8km/L
自動車税(年額)50,000円25,000円66,500円

メーカー希望小売価格・消費税込。G 580の価格は2025年11月発売時の値です。

風を感じたいという気持ちとは少しずれますが、静かな車内で音楽を楽しむならG 580、景色の良い道を長く走るなら燃費の良いG 450 dが合いやすいです。

サンルーフなど屋根まわりの装備の有無は、年式や仕様で変わります。欲しい場合は、注文前に販売店で確かめておきましょう。

現行Gクラスの大きさで気をつけたいこと

現行型は、全幅が1,930〜1,985mm、全高が約1,980mmあります(2026年9月時点・公式)。一般的な機械式駐車場は全幅1,850mm・全高1,550mmまでの制限が多く、ほぼ入りません。

最小回転半径は6.3mです。狭い道での切り返しが多い方は、自宅まわりの道を一度思い浮かべてみてください。

停める場所の話はベンツGクラスは機械式駐車場・洗車機に入る?で詳しく書いています。

ベンツGクラスの現行3グレードを価格と動力で並べた図解

主力のディーゼルはベンツG 450 dはどんなグレード?、電気自動車は電気自動車のG 580 with EQ テクノロジーは買いかで詳しく書いています。

新車で買う時の値引きの目安は、ベンツGクラスの値引き相場と限界額にまとめています。

よくある質問

ベンツGクラスのカブリオレは今でも新車で買えますか?

2026年9月時点の日本の正規ラインアップには、カブリオレの設定はありません。新車で買えるのは5ドアの屋根付きモデルだけです。

新型のGクラスカブリオレは発表されていますか?

2026年10月時点で、日本向けの新型カブリオレの発表は確認できていません。新しい情報が出たら、メルセデス・ベンツ日本の公式発表で確かめるのが確実です。

ゲレンデのショートとロングは何が違いますか?

昔のGクラスには3ドアのショートと5ドアのロングがありました。現行型は5ドアだけなので、昔の言い方でいうロングの形です。

六輪のゲレンデやランドレーは日本で買えますか?

どちらも少数だけ作られた特別な車で、日本の正規販売店で新車として選ぶことはできません。

中古のカブリオレを買う時は何に気をつければいいですか?

幌の傷みと雨漏り、開け閉めの動き、正規輸入か並行輸入か、整備記録の有無を確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 2026年9月時点で、Gクラスのカブリオレは日本の正規新車ラインアップに無い
  • オープンは主にW463までのショートボディの時代にあった
  • 現行型は5ドアだけで、昔の「ロング」の形にあたる
  • ランドレー・六輪・ピックアップは特別車で、日本の正規新車では選べない
  • 中古のカブリオレは幌の状態と輸入の経路を確かめてから決める
ベンツGクラス買いたいドットコム

ベンツGクラス買いたいドットコム 編集部

ベンツGクラスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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